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10/13 日本vs.スコットランド(プールA)/ラグビーW杯2019 [★ラグビーワールドカップ2019]

■JPNvSCO@横浜国際総合競技場


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もしかしてネッシ-?(ネス湖はスコットランド)
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何かの熊さんたち
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バクパイプのおじさま
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脚に鉢巻き
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孫悟空は人気
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運命のスコットランド戦。 台風の影響もあり、試合が開催されるのか懸念されていた。「日本は引き分けで決勝トーナメントにあがることをのぞんでいる」 というスコットランド陣営の壮大な勘違いにより、スコットランドはワールドラグビーを訴えるとまで言い出す始末だった。

しかしそれは杞憂だ。
そんなことは誰もが思っていなかった。

この試合に集まった人々はみな、開催されることを望んでいた。
大阪から三重から長野や埼玉など全国から集まった日本人ファン、 この日しかチケットを持っていない各国のファン、アイルランドからイギリスから各地を遠征して横浜に戻ってきた海外ファン、皆がこの試合を熱望していて、 開催に向け裏側で働いていた人々に感謝した。

一つ、また新たなカルチャーが生まれようとしている。 それは怪我をして倒れ込んだ堀江に向けて、私が「堀江!」と思わず叫んだとき、スタンドの各地でほぼ同時に、「堀江!」 コールがわき起こったとき。「姫野コール」と同じく堀江コールはしばらく続いた。
そして果敢にアタックするリーチにも、南アのムタワリラへの「ビースト」コールよろしく、「リーチ」と低くうなるようなかけ声が始まった。 どれだけチームキャプテンをラピースがつとめようとも、皆の心のキャプテンはリーチなのだ。
いったいあの優しいリーチがどんな覚悟で「スコットランドをボコる」と言ったのか。
震災にも負けず立ち向かう日本人に重ね、震災を逃げの口上になぞ絶対使わない、そんな失礼なことは日本人の前で言えるわけがない。俺たちは逃げない、たとえ無観客でも荒れたグラウンドでも横浜じゃなくても戦ってやる。そんな気概が伝わってきた。
そして結果は――

新たな歴史は、古参のファンの涙を誘い、新参ファンの歓喜を誘い、目の肥えた海外ファンを熱狂させた。私の近くにいたアイルランド人が言った。 「この試合は、間違いなく、ぼくが観てきたあらゆる歴史的ゲームのなかで一番だ」と。試合中ずっと「go japan,camon japan!」と叫び続けていた彼の口からでた言葉に、嘘はないと信じたい。
試合後、コンコースでハイタッチを繰り返す人、新幹線が無事に動き試合に間に合った喜びからか「新幹線」 コールで盛り上がる集団、通りすがる日本人にハグを繰り返す人、日本人のみならず試合を目撃した外国人らが本当に興奮していた。私もある集団に抱き抱えられて、ぐるぐる回された。彼らは歌い、踊り、飲み、語っていた。

個々のレベルは必ずしも世界水準じゃない。海外に渡ったら活躍できるのかどうか。 しかしそんな彼らが勝てたのはなぜか。 戦術、信頼、自信、いろいろあるだろうけど、15人が同じ景色を共有することができた時の、膨れ上がった力というものを見た気がした。まさにone team.

日本はいったい何を成し遂げたのだろう? 今後何十年か経って例えそのときJAPANが低迷していたとしても、目撃者となったラグビーファンが生き続けている限り、「 あのJAPANは凄かった」と言われ続けるだろう。
試合後チームが歌っていた「victory road」。私もスタンドで歌ってみたけど、ごめん、まだ定着しないようだ。でもいいじゃない。計らずしも別の文化が生まれようとしているんだから。決してファンや世論をコントロールなどしないで、あなた方は前だけを見て戦ってください。 安心してください。ファンはみなついていきます。

●ファンとの触れ合い
席の近くにいたアイルランド人は、「今まで様々な国で記憶に残る試合を見てきたけれど、掛け値なしにJAPANの試合が一番面白い」と言っていました。強豪国が決まりきっているrugbyに、新しい楽しみをもたらしたのは、確かかもしれない。
ちなみに、現地の人も顔だけでアイルランド、イングランド、スコットランド、ウェールズ人の見分けはつかないらしい。しかし話すと発音でわかるとのこと。ウェールズにはウェールズ語があるし、アイルランドもゲール語がある。英語を話すときに訛りがあるのかもしれない。
また、ほかの外国人がスコットランド国歌をディフィカルトと言っていたのが印象的。メロディかな?

また、市職員の方ともお話する機会がありました。日韓サッカーW杯のときと違い、やはり他国の者同士が仲良くしていることに驚いたそう。でもサッカーのときもフーリガンや暴徒を警戒していたけれど、大きな騒動はなかったそうです。
残念なのは、東北から招待していた子どもたちがいたが、台風の影響で来訪してもらえなかったことだと話されており、被災地を心配していました。ボランティアの応募は1万人に対し3万人以上もあり不採用にするのは心苦しかったと。採用基準は、語学だけではなかったようです。

●カラオケタイム
お馴染みの「country road」でした。これはもうvictory roadを歌ってもらおうという計らいとしか考えられないですね。 今回は試合前に歌詞カードが回ってきました。ほぼ歌詞がなくなって、「victory road、お~お~」と書き換えられていました。おそらく、 新参ファンにも簡単に歌ってもらおうという試み。
ちなみに試合前にはTHE HIGH-LOWSの「日曜日よりの使者」が流れました。

●マン・オブ・ザ・マッチ
福岡へのプレゼンターはあの大坂なおみ!一瞬のことでしたが、どよめきました。

●世界の漠さんとエドワード・カーク
すっかり時の人になっている「最薄ジャージ」の漠さん。サンウルブズのときもお馴染みだったけど、やっと一緒に写真を取りました。四年ごし。そしてエドワード・カークにも会いました。サンウルブズでおなじみ、今季は怪我でほぼ出られなかったけれど、来季も入ってくれるのだろうか?

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エドワード・カーク

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