HUNTERS ハンターズ [サバイバル]
★満足度55点
■演出過剰なB級サスペンス
抑圧された鬱憤が一般市民をハンターへと変貌させる。
冒頭からハンターズの視点で描くことで彼らへの同調を誘い、誰しもがハンターになりえるという事を誇張したいためだけに、矢鱈とモラハラな人物ばかり登場させるのはいかがなものか。
演技も演出も過剰すぎて鼻白む。
登場する警察署長も「あーやっぱりね。」という展開。
また、アフガン帰りの主人公と、偶然出会う美女との「名前」のやりとりが不自然に引き伸ばされ、ラストに持って行きたかったのがミエミエ。
とはいえ古い城塞での息詰まる攻防は若干スプラッターチックでおどろおどろしく、まさにサバゲー。幻覚的な不気味さが終始観るものを不安に陥れるので、観ていて退屈はしない。
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