SSブログ

2023年に読んだ本(23冊)&ベスト5 [■BOOK・COMIC]

2023年はなんと年号と同じ23冊!少ないですね。
このなかで社会的に読んでよかったと思う本は「ジェフリー・エプスタイン 悪魔の顔~」、「マルタ騎士団」。世界で起きていること、また世界は広いことを思い知った本だった。
ただマルタ~は騎士団称賛のきらいがあるのでベスト5にはいれなかった。

フィクションとして面白かったのは「ザリガニの鳴くところ」。人間が動物の様に、生命の危機にあった時に邪魔者を排除するということを、誰が一体さばけるのか、そもそも裁くべきものなのか、生きることの根源を問うた本。逆にノンフィクションでクライマー山野井泰史に肉迫した「凍」。やはりこれも生きることの根源、本能、そして生きる喜びとは何かを考えさせれた。登山は危険なことをすることが楽しい行為ではない。自分の極限を超えてただその頂きに魅せられたその姿には、人間の好奇心と冒険心があらゆるジャンルにおいて道を切り開く原動力なのだと思い知らされる。
逆に残念だったのは、ミレニアムシリーズ。好きなシリーズだっただけに、やはり1作目作者の死は痛いと感じた。


〈読んだ本リスト〉(★はベスト5)
・アラスカ永遠なる生命(星野道夫、2003.6.1、小学館)
・神が愛した天才科学者たち(山下直久、平成25年3月25日初版、角川ソフィア文庫)
・ミレニアム5/復讐の炎を吐く女(上下)
★バッタを倒しにアフリカへ(前野ウルド浩太朗、2017.5.20初版、光文社)
・ミレニアム6死すべき女(上下)(2019.12.10、ダヴィド・ラーゲル・クランツ、早川書房)
・what’s up?(平出和也、2023.03.10、山と渓谷社)
・ザ・フォックス(2022.5.24、角川文庫、フレデリック・フォーサイス)
・ヒルは木から落ちてこない。僕らのヤマビル研究記(2021.8.13、樋口大良、子どもヤマビル研究会、山と渓谷社)
★うんち大全(ジャン・フェクサス著、1998.10.25、作品社、高遠弘美訳)
・ジ・エンド・オブ・ジ・ワールド(那須正幹、ポプラ文庫、2015.2.5)
・北海道人-松浦武四郎(佐江衆一、新人物往来社、1999.10.15)
・神の方程式「万物の理論」を求めて(ミチオカク、NHK出版、2022.4.30)
・ちくまQブックス ふしぎなことばことばのふしぎ(2022.08.10)
★ジェフリー・エプスタイン億万長者の顔をした怪物(2022/3/11、ジュリー・K・ブラウン、ハーパーコリンズジャパン)
・地球の歩き方ムー-異世界の歩き方ー
・君たちはどう生きるか
・十角館の殺人(新装改訂版、綾辻行人、2020.7:8/1991.9.15旧1刷)
・深夜特急1 香港・マカオ(平成6年3.25)
★ザリガニの鳴くところ(2021米)
★凍(沢木耕太郎、平成二十年、十二月一日)
・マルタ騎士団(武田秀太郎、2023.6.10、中央公論新社)
・ウソみたいだけど実在する!世界のスゴい国(2020/11/1、JTBパブリッシング)
・イラク戦争従軍記(朝日新聞記者)

ジェフリー・エプスタイン 億万長者の顔をした怪物

ジェフリー・エプスタイン 億万長者の顔をした怪物

  • 出版社/メーカー: ハーパーコリンズ・ジャパン
  • 発売日: 2022/03/11
  • メディア: Kindle版
バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書)

  • 作者: 前野 ウルド 浩太郎
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2017/05/26
  • メディア: Kindle版
うんち大全

うんち大全

  • 出版社/メーカー: 作品社
  • 発売日: 1998/11/01
  • メディア: 単行本
ザリガニの鳴くところ

ザリガニの鳴くところ

  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2020/03/05
  • メディア: Kindle版
凍 (新潮文庫)

凍 (新潮文庫)

  • 作者: 耕太郎, 沢木
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/10/28
  • メディア: 文庫

タグ:読書
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。