SSブログ

怒りの詳細レポ★ Gov't Mule ビルボードライブ東京 [■音楽・演劇]

Billboard_Live_Tokyo_Flyer.jpg

個人的に14年ぶりのGov't Muleが終わってしまいました。
全体的に空席が目立ったツアーでしたが、Gov't Muleメンバーの演奏は素晴らしく人柄もよかったので、それだからこそ、ちょっとのっけから文句書いちゃいます。
ビルボードライブの距離の近さなどは凄く魅力で、何度も来訪したくなるのだけど
店員の対応に疑問。

▼座席問題


まず店内案内時のこと。早い入場番号だったので勿論無駄になることのないよう早めに到着し、いい席に座ろうと思っていましたが早速問題発生!
こちらが選択した最前列の席に座ろうとしたところ、別の客を案内していた店員が「こちらの方がこの席をお選びになりましたので」他の席にしろと言われました。
私を案内していた店員はこちらが先だとも言わないし、謝罪もしない。
この時点で入場番号の意味がなくなってしまい、さらに後続の人が次々に席を選んでしまった!
そして前方で2人で座れるところが無くなってしまいました。
同行者も呆然。「えー、どうしようか?」と困っていたら、謝るどころかその間クスクス・ニヤニヤ笑っているような仕草をされました。両方とも女性店員でした。男性店員は別の人に「あの方が決めるまで待ってください」と言っていたので、女性店員の状況判断レベルはかなり低いと見ました。
その時は呆れて物が言えず、とりあえず早く選ばないとますます悪い席になってしまうので適当に選択。
しかし、「まさかこの入場番号でこの席に座るとはね…」と同行者の談。
着いた早々ガッカリ…。

▼「スマホしまえ」問題

開演前に店員が各テーブルを回って、スマホを片付けさせていました。
その口調がヒステリックでキツイことキツイこと。
ただでさえ空席が目立ち、一人客が多く相席が多かった様に思います。
そういった状況なので、会場全体が少々変な雰囲気になったように思いました。
前回訪れた時は無かった対応ですが、最近はこうなのでしょうか?
明らかに店員より年上の客が多いのだから、「言い方・態度」に気をつけろと言いたい。

▼メニュー欠落問題

ビールの1パイントサイズを注文したときの事。
通常は付属しているクラッツが付いてきませんでした。
これが楽しみで一杯目はコレと決めていたがアレレ。
出し忘れかと思い「つまみないんですか?」と聞いたらメニューを持ってきた(笑)
そうじゃないでしょ。クラッツの事聞いたんだけどw
結局品切れていたようなのだけど、常識的に事前説明するか、別の物で補填するのがサービスでしょ。
あまりにせこい事をされると、こっちも注文を控えたくなってきますよね。

▼終演後の対応問題

演奏が始まる前から気分を下げる事ばかりするビルボードライブでしたが…
終演後はというと、サインを求める人たちに数人がかりで鉄壁のガード。
(もちろん半ば破られていましたがw)
7年ぶりの来日、そして二度と来ないかも知れないのにファンがそれを飲み込むのは難しい。
そしてファンだからこそ、メンバーと触れあえる場所を取れるよういち早く買った人たちもいるんです。
それだったら押し問答して時間を浪費するより、スマートに通しちゃった方がスムーズです。
サインもらった人はすぐ次の人と交代してますよ。
ファンの方がスマートですよ!

メンバーにサインを貰う寸前の人に「サイン駄目です」と言い始める店員もいましたが、そりゃ言っても聞きませんよね。
特に終わりの方は酷かったですね。
CDジャケットを払いのけられた人がいましたし…これじゃ当然怒りますよ!
店員が払ったせいで、服やらCDやらにマジック汚れが付いたらどうするんだろう!?
大声で文句を言っている客が何人もいました。

そもそもミュールはファンサービス旺盛なバンドとして知られている。
だから2度目の来日時には行われていた、サイン会がないことに驚く人も多かった。
もし「サイン・撮影はNG」がGov't Muleの意向なら何も言わない。
でも、もし店の都合ならちょっとミュージシャンの属性を読み間違ってる。
たとえば90分みっちり演奏させる代わりに、入れ替え作業が大変だからサイン会はなしと一方的に決めていたのかとも推測できますね。

それくらい、なんだかバンドサイドと店側の対応が正反対だったから不思議なんです。
名物ギターテクニシャンのブライアン・ファーマーとステージ上で写真を撮っていたグループも怒られてました。本人に許可得たからこそブライアンも肩組んであげているわけだし。
そもそも勝手にステージに上がる訳ないじゃないですか。

こういったことからも最初から「客側が無断で勝手な行為をしている」と決めてかかる態度が窺えます。殺到したら困るし、というのが本音だろうけどバンド側がこれ以上はダメよ―と言ったら諦めるよみんな。
誰も楽屋まで押しかけませんよ。だって嫌われたくないもの(笑

しかし、ビルボードライブでサイン会が無しって…しかもまさかのGov't Muleで…
今まで散々、他ミュージシャンの時の、サイン貰った!だのセルフィーだの2ショットだのが載っているブログを見ていたので、これには驚きました。

これならばいっその事、客席を通る演出(サイン・撮影・握手)の一切を止めれば良いとも思いますが、それではビルボードライブで見る意味は全くありませんね。
無駄に高いだけで、ぼったくりですね(笑)
今回空席が目立ったGov't Muleでは当然売り切れる事はないでしょうし、他のミュージシャンでもこの演出をやめてしまったら相当数が行かなくなるでしょう。

はっきり言って入場料が高いだけで、ビルボードライブの特色を自ら否定する愚策です。
これではもう行く事はないでしょうね。というか、私はもう行く気は失せました。

▼料金(コスパ)について

上記諸々を踏まえると、料金の高さ(10800円+指定料金+飲食代)が更に気になってしまう。
Gov't Muleの98年初来日、2000年東京と横浜の計3公演見に行きましたが、その時の入場料金は全て6800円。
演奏時間に関しては、2000年は計3時間(+サイン会)でしたが、今回のビルボードライブでの演奏時間は1 Stageで1時間半でした。
3時間堪能するには1st Stageと2nd Stageの計2公演分必要で、入場料金だけで前回と比較して3倍以上の金額が必要です。
さらに飲食代と、指定席の場合・指定料1000円~4000円が必要です。

こうして考えると、以前と比較して3倍以上を支払い、更に店員の対応等で不満な思いをしたので、一段と高額に思えて仕方が無いですね。

そもそもGov't Muleのレビューを書こうと思ったのに、店への不満レビューになってしまいました。
終わりよければ~の逆で、こんな状態でしたので…
今回は★☆☆☆☆


nice!(0)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 1

おぐら

はじめまして。Mule のファンなのですが、べニューが嫌いなので、昨年の公演に行かなかった者です。 お店側のひどい対応、大変お気持ちをお察しします。

しかし、今になると、このブログを拝見した後でも、見に行っておけばよかったかなと感じてはいます。やはり、ライヴは見るが勝ちですよ。

アメリカで2回見て、もう15年ぐらい経ちます。果たしてもう一度見る機会があるかどうか… 懲りずにまた来て欲しいです。(彼らは別に懲りてないかもしれませんが…)
by おぐら (2015-07-02 09:07) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0