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2020年鑑賞した映画(52本)&ベスト5 [▼各年鑑賞映画リスト&ベスト5]

すっかり1月も終盤ですが、昨年みた映画のリストをUP。
例年のごとく、ブログにアップしているのは微々たるもの。
コロナ禍ですごもりなどと言われていますが、2020年度が映画を見始めた小学生来、人生で一番少ない年になったことに驚愕。
さて、2020年度に観た映画(劇場公開だけでなく、DVD・映画チャンネルなどで観賞含む)マイベスト5をここに記します。



●2020年に観た映画リスト一覧(52本)
★は劇場で鑑賞

★パラサイト半地下の家族
★ジョジョラビット
メイズ・ランナー(2014米)
ドリーム(2016米)
メイズ・ランナー2/砂漠の迷宮(2015米)
メイズ・ランナー最後の迷宮(2018米)
この世界の(さらにいくつもの)片隅に
ブレグジットEU離脱(2019英)
オレの獲物はビンラディン(2016米)
バリー・シール/アメリカをはめた男(2017米)
フライト(2012米)
ガールズ・オン・ザ・トレイン(2016米)
モネ・ゲーム(2012米)
トランスフォーマー最後の騎士王(2017米)
search(2018米)
アメイジング・ジャーニー/神の小屋より(2017米)
フォーカス(2014米)
最強のふたり(2011仏)
海賊じいちゃんの贈りもの(2014英)
ヒトラー暗殺、13分の誤算(2015独)
アリー/スター誕生(2018米)
ライ麦畑で出会ったら(2018米)
日本のいちばん長い日(2015日)
デトロイト(2017米)
ダイアナ(2013英)
思い出のマーニー(2014日〈アニメ〉)
ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017チェコ・米・英)
教授のおかしな妄想殺人(2015米)
マージン・コール(2011米)
黄色い星の子供たち(フランス/ハンガリー/ドイツ)
アフターライフ(2009米)
野火(2014日)
かごの中の瞳(2016米)
(r)adiusラディウス(カナダ)
ブルーム・オブ・イエスタディ(2016独・オーストリア)
不都合な真実2:放置された地球(2017米)
泥棒貴族(1955米)
復活の日(1980日)
若草物語(1949米)
フリーソロ(2018米)
探偵ピカチュウ(2019米)
アイガー北壁(2008独・オーストリア・スイス)
★ようこそ映画音響の世界へ
★テネット
ロング・トレイル!(2015米)
劔岳 点の記(2002)
メルー(2015米)
LOOPER(2012米)
岳 ガク(2011日本)
★異端の鳥
Dr.パルナサスの鏡(2009英・カナダ)
運び屋(2018米)

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ウルフ・オブ・ウォールストリート [サイコスリラー・クライム・サスペンス・社会派]

満足度★80点

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■金儲けというドラッグ

ジョーダン・ベルフォートは最初に入社したL.F.ロスチャイルドで、ぶっとんだ上司から痛烈な洗礼を受ける。 「存在しないただの数字を右から左に動かす」
そこにあたかも付加価値があるかのように思わせ、顧客が得た金は現金化する前に投資させる。
右から左へ動かす金もない小市民にとっては、ロスチャイルドだろうがベルフォートだろうが同じようなペテン師に思える

しかし彼らを軽蔑しつつ、どこかでべルフォートの圧倒的なパワーとモチベーションに惹かれるのも事実。
稼いだ金は女とドラッグとパーティーにつぎ込むという、やってることは学生のソレなのだが、こんなパワフルなトップが率いる会社にいたら、さぞ楽しいだろうなとさえ思えてしまう。
彼の操縦する船に乗り、どこまで行くかを見てみたい。
それが泡沫の夢でも、人生一度はこんな経験してみたい。
延々と見せられる饗宴には、そんな魔力が秘められている。
179分は長いが、この長さがないと、彼らと同じような陶酔感を疑似体験することは得られなかったのかもしれない。圧倒的なテンションで突き進むジョナ・ヒルらの演技は、悪ノリと狂気のはざまにある。その閾値はなんだろう。

巧みな話術で人をその気にさせ、金を転がしていく行為は麻薬に似ている。
一度その快感にはまったら抜け出せない。
ラスト、講演会に現れた無数の子羊たち。ベルフォートの前に並べられた生贄のようだった。

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レプリカズ [SF]

満足度★60点

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■人間とは?という問いに一つの解

人間は脳のデータさえあれば人間といえるのか?という長年のSFの命題に、一つの解を提示した話だとは思う。
複製した自分の肉体にダウンロードすれば精神の拒否反応は示さないという至極当たり前の帰結ではあるが、生身(自分)以外のボディに固執していた過去作品も多いので、「永遠の命」というテーマへの定番の選択肢にはなりえる。
しかし中盤、科学者の倫理観の葛藤サスペンスから、悪の組織vs科学者というアクションに転じ、その逃亡劇も単純であっさり。
妙に理解力のある奥さんにはイライラしないものの、ご都合主義展開になんだか拍子抜け。

『チャッピー』『アバター』などの主人公は自分の肉体から別の器に意識をインポートしたわけだが、今回は完全な自分の自我が二体に。その二体は脳がリンクしているわけではないのでその時点で他人といえるわけだが、その辺りの見せ場が少ないのでもっと掘り下げてほしかった気もする。
肉体を複製した家族たちが社会的に不在だった時間の描き方など、少し杜撰な点もチラホラ。

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