SUPER X8 feat.レスリー・キー@X8ギャラリー [■ART]
https://www.x8-gallery.com/
ジャンポールゴルチエのショーを見に行った時に、インスタで宣伝されていた、レスリー・キーというフォトグラファーの展覧会に行ってきました。
ハイブランドとモデルのコラボのポートレートの作品群でsuperというプロジェクト名(?)のようですが、彼の個展なのかブランドの宣伝広告なのか、いまいち主旨がよくわかりませんでした。
とにかく被写体の美しさ、写真のかっこよさにはどっぷり浸りましたが(笑)。
写真集も販売はしていないようです。
▼ジャン・ポール・ゴルチエのファッション・フリーク・ショーのポートレート
元祖スーパーモデル、シンディ・クロフォード
ハイジ・クラム
ハイジ・クラムと娘のレニ・クラム
レスリー・キー氏の恋人でモデル
SUPER X8 feat. The Asahi Shimbun Digital Fashion issue
ジャンポールゴルチエのショーを見に行った時に、インスタで宣伝されていた、レスリー・キーというフォトグラファーの展覧会に行ってきました。
ハイブランドとモデルのコラボのポートレートの作品群でsuperというプロジェクト名(?)のようですが、彼の個展なのかブランドの宣伝広告なのか、いまいち主旨がよくわかりませんでした。
とにかく被写体の美しさ、写真のかっこよさにはどっぷり浸りましたが(笑)。
写真集も販売はしていないようです。
▼ジャン・ポール・ゴルチエのファッション・フリーク・ショーのポートレート
元祖スーパーモデル、シンディ・クロフォード
ハイジ・クラム
ハイジ・クラムと娘のレニ・クラム
レスリー・キー氏の恋人でモデル
画廊の夜会2023 [■ART]
1週間経過してしまいましたが、銀座の夜会に今年もお邪魔しました。
HPの画廊の番号ごとに感想を述べます。
https://www.ginza-galleries.com/web-yakai
https://www.ginza-galleries.com/web-yakai
4.創英ギャラリーSoei Gallery 第4回 RESA展
5.ギャルリーためなが「トム・クリストファー」
6.花田美術 銀座店「花と女」
私はここで福岡通男さんの絵がとても気に入りました。
http://www.taiyogal.com/artist_list/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E3%80%80%E9%80%9A%E7%94%B7/
こちらにあった、とあるぼてっとした肉厚の花の絵があまり好きではなく、「これきらーい」と高校生のように呟いたらギャラリーの人に爆笑されました。
なんとこの画家メインのギャラリーがあるので、そこでは心の声を呟かないようにと。
花の静物画は、大御所ほど葉脈を書き込まず引き算で陰影を出すが、新人ほど細かな点を書き加えてしまい、終わりが無くなると話していました。
私はDTPオペレーターですが、紙面デザインでも同じことが言えます。
7.万葉洞
古美術は緊張しますね。ジュエリー展でしたが、もっぱら器だけを鑑賞していました。何百万もする器がそこかしこにあり、どの辺が評価されて貴重とされるのか基準がさっぱりわかりませんが、味があって好きです。超巨大な茶壷の、本当の使い方をしりました。和紙で封をして、茶葉を補完するのですが、高級ちゃあばの周りに安い茶ばをぐるりと敷いて、中を保全するそうです。きった壺の口は切ってしまうので、基本はもう使わないそうです。
13.銀座・ジャンセンギャラリー ジャンセンギャラリー・コレクション展
非常に饒舌なスタッフに呼び込まれました。ジャンセンはフランスの画家ですがアルメニア系移民という背景を持ち、フランスではそれなりに知名度がありますが日本ではあまり知られていません。しかしオーナーがほれ込み、ギャラリー名にしたとのこと。しかしジャンセンだけではなく、日本人の好きなアールデコのガラス細工や藤田 嗣治なども取り扱っているとのこと。
15.銀座美術「モノクロの世界」
川合玉堂、山口蓬春、前田青邨などを中心に、下絵・スケッチを展示。
川合玉堂の下絵に、「妙義山」そっく理の絵が!私が指摘すると、ギャラリーの方ももしかしたら…ということでした。
20.靖山画廊 野田怜眞
https://art-japan.jp/exhibitions/8310/
ひときわ心惹かれた「Vanana」。アーティストの方と話しをしました。
元々アンディ・ウォーホルなどバナナのモチーフに憧憬を持っていて、そこに東南アジアに伝わるバナナ型神話(日本のコノハナノサクヤヒメとイワナガヒメも類型)にもインスピレーションを得て、このシリーズは生まれたそうです。
脱活乾漆像といって古来平安期の仏像に使用されていた技法。漆が渇くのに半年はかかるそうです。
ザ・ホエール [ヒューマンドラマ]
満足度★85点
■魂の救済とは
終映後、久しぶりに拍手がおきました。
最後、チャーリーが力を振り絞り、立ち上がり、娘のもとに向かおうとする姿は、銛でつかれようとも生きようとする白鯨に重なり、それは生きながら死に向かっていること、生きている苦しみそのものを体現しているようでした。
最初は映画サイトのあらすじと若干違うことと(娘に会いには行かないこと)、入れ替わり立ち替わり様々な人物が突然登場することで入り込みづらかった部分もありました。
しかし、あ、そういえばこれはアロノフスキー監督作だったと気がついてからは、その“型”にすっと入り込むことができました。
要するに「ノア」しかり、「ブラック・スワン」しかり密室劇なんだな、と。
家族という血縁関係の複雑なパワーバランス、それを描かせたらピカイチの監督。
しかし今回は「目的」や「使命」ではなく、「救済」をテーマにしています。
登場人物は、だれも悪くない。ただ自分の心に忠実であるがゆえに、家族を傷つけてしまう。それは、よくあることなのこもしれませんが、この作品は更に、愛し愛される関係の者でさえも救うことのできない絶望に一歩踏み込んでいます。
愛しているのに救えないもどかしさゆえに怒りを相手にぶつけてしまう。チャーリーとリズの関係でもあり、チャーリーと元妻のメアリーの関係ともいえるでしょう。
人の心は自分自身でしか救えないのかもしれませんが、最終的に赦しをえることで、救われることも事実。赦しは、与える側をも救うのかもしれません。そんなラストを、私も祈る気持ちで見つめていました。しばらくは、涙が止まりませんでした。
>>余談
チャーリーに宅配するピザ屋が、姿を見せないチャーリーの姿をこっそり見て逃げ帰る様子は、ルッキズムの典型的な事例だとおもいました。
あと、【コード46】と、【マイノリティ・リポート】で印象的だったサマンサ・モートンが捨てられた女性という傷を負い、チャーリーを愛する心も残しながら、現在の姿に動揺を隠せない、複雑な演技を見せます。
■魂の救済とは
終映後、久しぶりに拍手がおきました。
最後、チャーリーが力を振り絞り、立ち上がり、娘のもとに向かおうとする姿は、銛でつかれようとも生きようとする白鯨に重なり、それは生きながら死に向かっていること、生きている苦しみそのものを体現しているようでした。
最初は映画サイトのあらすじと若干違うことと(娘に会いには行かないこと)、入れ替わり立ち替わり様々な人物が突然登場することで入り込みづらかった部分もありました。
しかし、あ、そういえばこれはアロノフスキー監督作だったと気がついてからは、その“型”にすっと入り込むことができました。
要するに「ノア」しかり、「ブラック・スワン」しかり密室劇なんだな、と。
家族という血縁関係の複雑なパワーバランス、それを描かせたらピカイチの監督。
しかし今回は「目的」や「使命」ではなく、「救済」をテーマにしています。
登場人物は、だれも悪くない。ただ自分の心に忠実であるがゆえに、家族を傷つけてしまう。それは、よくあることなのこもしれませんが、この作品は更に、愛し愛される関係の者でさえも救うことのできない絶望に一歩踏み込んでいます。
愛しているのに救えないもどかしさゆえに怒りを相手にぶつけてしまう。チャーリーとリズの関係でもあり、チャーリーと元妻のメアリーの関係ともいえるでしょう。
人の心は自分自身でしか救えないのかもしれませんが、最終的に赦しをえることで、救われることも事実。赦しは、与える側をも救うのかもしれません。そんなラストを、私も祈る気持ちで見つめていました。しばらくは、涙が止まりませんでした。
>>余談
チャーリーに宅配するピザ屋が、姿を見せないチャーリーの姿をこっそり見て逃げ帰る様子は、ルッキズムの典型的な事例だとおもいました。
あと、【コード46】と、【マイノリティ・リポート】で印象的だったサマンサ・モートンが捨てられた女性という傷を負い、チャーリーを愛する心も残しながら、現在の姿に動揺を隠せない、複雑な演技を見せます。
マイノリティ・リポート [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- 発売日: 2018/03/16
- メディア: Blu-ray