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JeanpoleGAULTIER【fashion freak show】 [■音楽・演劇]

https://fashionfreakshow.jp/

【使用楽曲】※思い出せる限り

The Beautiful people/マリリンマンソン

Le Freak/シック
Good Times/シック

Light My Fire/shirley Bassey
Smalltown Boy/Bronski Beat
Queen

 

ドアーズから始まり、マドンナ、クイーン、様々な時代のヒット曲やゴルチェにゆかりのある音楽と共に、彼の人生が演出される。
手術台のオープニング。少年ゴルチェから手術を受けるのはコーンブラを施されたテディベア。
「最初にコーンブラをつけたのはマドンナじゃないの、私なの!」

ゴルチェ役のダンサーはシンボリックな細いボーダーシャツに身を包み、ダンサーはゴルチエらしいパンク的、ロック的、ゴチック風的な挑発的な衣装に身を包み、彼の世界観へ誘う。
ダンサーはほぼセミヌードといっていいTバックや下着同然のコルセットのクチュールに身を包み、バストが露わになる場面もあるが、不思議とエロスは感じない。

恋人のエイズの死とそこから立ち直る感動的な場面もあれば、ファッション・ポリスと題された二回のターンではアナ・ウィンターとカール・ラガーフェルドに扮した演者が掛け合う、コメディ風な場面も。
カトリーヌ・ドヌーブのナレーションによるランウェイもあり、たっぷりクチュールも楽しめる。

フィナーレではゴルチェからメッセージ。
「ファッションこそ自己を表現するものであるものであり、さらには一人一人内なる美しさをもつ。あなた方全員が美しいんです」、と。そしてダンサー全員がそのきらびやかな衣装を脱ぎ捨て、セミヌードになる。この流れが素晴らしい。
そこには、ルッキズムや性的マイノリティへの偏見を払拭し、「ありのままが美しい」というメッセージを世界阿へ届けたいという彼の力強い意志が感じられ、不意に目頭が熱くなりました。

シアターオーブは、長方形なので二階にいると没入感は低め。 このshow自体もそれほど多くキャストが登場するわけではないし複雑な振り付けが施されてもいないから、このshowは完全スタンディングでライブ形式でやってもいいと思った。また違う形で再演して欲しい。 もっと間近でクチュールの美しさを観たい!


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The Black Crows/shake your maney maker [■音楽・演劇]

●2022/11/5@立川ステージガーデン


シェイク・ユア・マネー・メイカー (30周年記念3CDエディション)(生産限定盤)(3SHM-CD)

シェイク・ユア・マネー・メイカー (30周年記念3CDエディション)(生産限定盤)(3SHM-CD)

  • アーティスト: ブラック・クロウズ
  • 出版社/メーカー: Universal Music
  • 発売日: 2021/02/26
  • メディア: CD


1972

1972

  • アーティスト: The Black Crowes
  • 出版社/メーカー: Silver Arrow Records
  • 発売日: 2022/05/06
  • メディア: CD


https://www.universal-music.co.jp/the-black-crowes/news/2022-06-27/

念願のザ・ブラック・クロウズ最高!

過去には来日中止になったり兄弟不仲説もあって(ていうか不仲だった)、 フロントマンのクリスが脱退したり、バンドが休止したり、弟のリッチーが作った別のバンド【ザ・マグパイ・サルート】が始動したりと色々あって、今回のようにしっかり兄妹を間近で観られたのは、好きになってから30年くらい経ってませんか?という。

ハイ・ウォーター・ワン

ハイ・ウォーター・ワン

  • アーティスト: ザ・マグパイ・サルート
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2018/08/10
  • メディア: CD
ハイ・ウォーター・トゥー

ハイ・ウォーター・トゥー

  • アーティスト: ザ・マグパイ・サルート
  • 出版社/メーカー: SMJ
  • 発売日: 2019/10/16
  • メディア: CD


過去には渋谷公会堂とフジロックで観たけれど、超遠くて豆粒だった(演奏は最高だったけど)。
rock legendになってから、ようやっと近くで…と感無量。いいんだ、集金ツアーと揶揄されたって。

最初の一音で思いがけず涙が出てしまったね~!自分でも驚き。
やはり欲してたんだね、生の音を! クリスの声の伸び、カリスマ性、マグパイ・サルートのvo.ドレッドヘア君もよかったけど、クリスがいるからブラック・クロウズなんだよな、と再認識しました。 相変わらずのスヴェン・パイピーンの下がり眉も大好き。そして新加入のguitarのあんちゃんいい奴。コーラスの二人の女性の立ち位置は、もっと前でいい!

超端っこにいるリッチーに、クリスがめっちゃ絡んでいって中央に引っ張ってきた様子もおかしかった。
リッチーよ、いつまでも袖にいられると思うなよ!
しかし1万5千円で一時間半は短い! きっちり90分で終わりました。会場の立地の規制が厳しいのか?
終わった後、「本物は違う」「これが本物のロックだな!」と口々に「本物」というワードが飛び交っていました。ハードロックの爆発的な暴力性とは違う、体の芯から渦まくような、たぎる感覚のグルーブ感。不滅のバンドです。

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〈会場について〉

・2回以上の袖の席、座席がステージに向かって斜めになっておらず真横に向いているので、首や体が辛そう。
・音響が悪い。前方で生音が聞こえなかったら最悪かも。
・中での酒類の販売なし。
・グッズは開場1時間前に外に面した2つのレジで対応。コロナのため、Tシャツのサイズなどみるために自分で触ることができず、店員に開けてもらう。開場1時間前になると、それ以降に並んでいた人はそのまま待機列となる。
・検温ありだが、ノーマスクでもおとがめなし。
・トイレの動線がひどい。会場奥が入り口になっており、出口と別になっている仕様だったが、床の→が消されていたので、どっちからでも入られるようにした様子。しかし、男女のトイレマークを示すアイコンが女子トイレの横に書かれているので、男性が間違って入ろうとしてしまう(下図)。ううーん、紛らわしい。

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Guns'nRoses/japan tour 2022 [■音楽・演劇]

●2022/11/6@さいたまスーパーアリーナ

ユーズ・ユア・イリュージョンⅠ&Ⅱ - スーパー・デラックス・エディション (完全生産限定盤)(SHM-CD)(7枚組)(Blu-Ray付)

ユーズ・ユア・イリュージョンⅠ&Ⅱ - スーパー・デラックス・エディション (完全生産限定盤)(SHM-CD)(7枚組)(Blu-Ray付)

  • アーティスト: ガンズ・アンド・ローゼズ
  • 出版社/メーカー: Universal Music
  • 発売日: 2022/11/11
  • メディア: CD
2017年以来のガンズ&ローゼスのconcert!
たっぷり三時間、至福の時間(そしてぐったり)!


かつてのsexy iconのrock legendは還暦過ぎて太鼓腹になって、声もかつてほどの伸びはないけれど、魂はすり減っていない!やっぱ最高。
さいたまスーパーアリーナ、 スマホライトが星のようだったCivil War 」、call&responseで揺れたKnockin' On Heaven's Door 」。群衆の熱気ならではによる数々の瞬間は、個人的にコロナ後初めてのコンサートとして、胸に迫るものがあった。


アジア・パシフィック・ツアーの幕開け、2日目のオープニングは「It's so easy」
そんなに色気があるわけではないいつものスラッシュのギターソロ、いまだに目で妊娠させられそうなイケオジのダフ・マッケイガンの若々しい声、レディー・ガガですか?というきわどいセクシータイツに身を包んだキーボードのメリッサ・リース、中性子のように音が飛んでいきそうな皆をつなぎとめるどっしりしたドラムのフランク・フェラー、いるだけでなんとなく安心するガンズの歴史そのもののデイジー・リード、そしてイジーの代わりとは言わせないバンド一テクニシャン(と私は思っている)ギターのリチャード・フォータス


最近は最後にスラッシュが倒立するという謎の元気アピールをするんだけど、それも見られたし。
でもちょっと反応に困る観客たちの控えめなどよめきが面白かった。
「November rain」でのアクセルの手甲のような指輪、あんなごっついの付けてピアノ弾く人いないだろうなぁ。

実をいうと土曜日に見たブラック・クロウズの方が、感動したんだよね。
座席も前だったし、グルーブ感が凄くて。やはりアリーナは遠いし、すこし実感がわかない部分もあったけど、もしかしたらガンズを見るのは最後になるかもしれない、そんな思いで楽しみました。
写真は、どうしてもアクセルの時だけ光ってうまく撮れませんでした(笑)。


〈会場内の様子〉
・会場内でお酒の販売していました。アリーナへも持ち込みOKでした。
・検温はあるものの、ノーマスクでもおとがめなし。
・HPには通り一遍の感染対策が書いてありますが、歌ってもおとがめなし。そもそも爆音で聞こえないとは思うが。

〈セットリスト〉

It’s So Easy
Mr. Brownstone
Chinese Democracy
Slither
Welcome to the Jungle
Better
Double Talkin’ Jive
Live and Let Die
Reckless Life
Estranged
Shadow of Your Love
Rocket Queen
You Could Be Mine
Attitude
Absurd
Hard Skool
Civil War
Slash Guitar Solo
Sweet Child o’ Mine
November Rain
Wichita Lineman
Knockin’ on Heaven’s Door
Nightrain

Encore:
Coma
Don’t Cry
Paradise City


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拾い画像のセットリスト
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アペタイト・フォー・ディストラクション

アペタイト・フォー・ディストラクション

  • アーティスト: ガンズ・アンド・ローゼズ
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1991/03/21
  • メディア: CD
GN’R ライズ

GN’R ライズ

  • アーティスト: ガンズ・アンド・ローゼズ
  • 出版社/メーカー: ビクターエンタテインメント
  • 発売日: 1991/03/21
  • メディア: CD

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劇団壱劇屋「五彩の神楽」10月公演「心踏音」@池袋シアターグリーン [■音楽・演劇]

●https://ichigekiyaoffice.wixsite.com/gosainokagura

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▼2022.10.19初演

知り合いが所属している劇団の舞台を見に行きました。
「五彩の神楽」というシリーズの中の一つで、10月は『心踏音』(しんとうおん)という演目。
台詞はなく、殺陣がメインの芝居です。

戦乱の世の中、目の見えない男と耳の聞こえない女の心の通い合いと、悲劇を描きます。
女は、試行錯誤の末、靴の音の振動で男性とコミュニケーションをとります。
元々再演目の芝居ですが、女役の方がタップダンサーなので、その場面はただのダンスではなくタップダンスで行われていました。

役者すべてにセリフが無いので、本来なら目の見えない男には声をかける演出があればいいのですが、台詞が無いのでパントマイムで場面が展開されていきます。
かなり演出・表現が難しいと思うのですが、こちらもすんなり想像力を働かせることができるよう、すごく練られていたと思います。
映画『テネット』を彷彿とさせる逆再生の場面は、今回の再演で新たに追加された演出だそうです。
この逆再生の演出が話しの核心に触れることになり、驚きの真実にたどり着きます。

人が人の心を救うために、何を犠牲にするのか・・・、各登場人物の愛と友情の一つの在り方は、かなりかなり心を揺り動かすものでした。
8月からの連続公演で、五つのエピソードが12月に収斂します。小劇団だと思いますがもっと脚光を浴びてもいいのではないだろうか。おすすめです。

▼下は上演後のお楽しみ「ワンシーン再現撮影会」
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劇団唐組「秘密の花園」 [■音楽・演劇]

満足度★70点

●https://karagumi.or.jp/information/1058/
●猿楽通り沿い特設紅テント


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作=唐十郎
演出=久保井研+唐十郎
劇団唐組のお芝居を 友達に誘われて鑑賞。
アングラ劇場は久々、唐組は初めてです。
現実と虚構と妄想の狭間に入り込みました。
坂の上には何があるのか…、女は姉なのか…、姉に似ているから女に惚れたのか…。
二人は禁断の一線を越えたのか…。それともすべて、深い恋慕からの男の空想なのか…。
実は、男はベッドの上で植物状態なのか…。これは『ドグラ・マグラ』のような話なのか…?

うーん、難解。解を求めてはいないけれど、深く考察したい。
でも考察する手前で思考が堰き止められてしまったような気持ち。
(でも面白くなかったわけではない)
これはあまりにベースとなる背景を知らなすぎたからだと思い、台本の基となっている泉鏡花「龍潭譚」を青空文庫で読んでみました。
が、自分の読解力に不安を覚え、現代語訳も確認。
毒虫に刺された少年が山に迷い込み、美しい女に出会う。
という、主人公の行動は1行で説明できちゃうのですが、自分の劣等感や姉への恋慕や、見知った町が急に知らない土地と感じる疎外感など、幻想的で現実と幻の区別がつかない世界観が反映されているのだなと思いました。
きっとそこには少年の性への目覚めが含まれており、なんともしがたいその衝動を持て余している少年を受け止めるのが竜神の化身(なのかもしれない)という、少しおとぎ話のような雰囲気が漂っていました。話を包み込む、いかにも日本らしい靄に包まれた、山の美しい情景が目の前に広がります。
https://ncode.syosetu.com/n4835es/
※ちなみに明治大学キャンパスの敷地内でしたが、軽音部の練習の音が聞こえてきて、ちょっと煩わしかったです。鬼子母神のテントの方が趣があったんだろうなぁ。
 

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■avocafe

鑑賞前にアボカド料理専門店に行きました。スムージーとアボカド抹茶プリン。
プリンは抹茶とアボカドの苦みと青臭さがほんのり効きつつ、甘くて滑らかで濃密な味。
スムージーは野菜やフルーツとのミックス、甘いのに爽やかなのど越し。二つともけっこうお腹に溜まりました。

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6/14~16 テデスキ・トラックス・バンド@水道橋ホール [■音楽・演劇]

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さらに磨き上げられた演奏に酔いしれました。凄い3日間だったわー。 初日はドン・ウォズがゲスト出演、3日間ともジョー・コッカーを演奏し盛り上がる。

「シェイム」はドラマテイックで尚且つ壮大。ジャムバンドの真骨頂をみせつける、このバンドの定番曲になりそう。 大好きなbound of gloryはやきもちしながら最終日に聴け…ホッとしたのと同時に感涙。 圧倒的な演奏、Susanの体に響くパワフルな声、Mikeのハスキーな声に誘われ昇天。 相変わらずスーザンに見せつけるように横向きに演奏するデレクの超絶プレイ、アリシアたちバックコーラスの多彩さ。 圧倒的グルーヴに、三日目の後は暫し放心状態。燃え尽きました…。


幸運にもセットリストとpickをゲット。最近はセトリ争いが過熱している気がする。ネットに誰かがupしている画像を見ると、自分も欲しくなる。ネット時代になり家にいながらも情報を得られるようになったが、人間の欲は抑えられるのかと思いきやそうではなく、更に人の欲望を加速させたように思う。

話はそれたが、開演前の水道橋ホール付近で、バックバンドのメンバーに偶然出会えた日もあった。どこにいくのか聞くと「飲みに行く」とのこと。そのとき開演一時間前くらい。余裕だな~。

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マーカス・キング・バンドat billboard LIVE Tokyo [■音楽・演劇]

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稀に公演が予定されるサザンロック、ハードロック系。 こんな間近で見られて8000円程度だったら、アリーナとかドームで8000円出すよりも何倍、何十倍も得。しかもお酒飲みながら見られるしね。

マーカス・キングは22歳とは思えないもの凄い貫禄。ガバメント・ミュールのミニ・ウォーレンって感じ。
でも何だかんだ若いんだなぁ、もの凄くエネルギッシュで、マイクパフォーマンスも多いし、ノらせるのが上手。指がなめるように蠢いていましたよ。
途中で暑くて帽子もシャツも脱ぎ始めた。少し太りすぎなのが心配。アレン・ウッディを思い出してしまうよ…。
最後にBlack SabbathのWar Pigsを披露してくれてロックファンとしては感涙。

メンバー紹介でディーンの名前だけ呼ばなかったけど、忘れただけなのかな?
アンコールもやらず、サイン会もやらなかったのは残念だった。ビルボードでアンコールをしないのは初めて。
キーボードのデショーン・アレクサンダーとディーン・ミッチェルだけが外に出てきてくれました。デショーンは少し目に障害があるのか、弱視なのかも?写真を撮るときやお話するときに視線が別の方向を向いていました。しかしステージの上ではハンデを全く感じさせませんでした。
もう二度と来日しないかもしれない…と思うと貴重な夜だった。

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定番のフィッシュ&チップス
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↑演奏後に撮らせてもらいました

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the・magpie・salute ザ・マグパイ・サルート@恵比寿ザ・ガーデンホール [■音楽・演劇]

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↑恵比寿ザ・ガーデンホール

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《メンバー紹介の抜粋》

メンバーはリッチ・ロビンソンを中心にブラック・クロウズの元メンバーでギタリストのマーク・フォード、ベーシストのスヴェン・パイピーンほか、リード・ボーカルにジョン・ホッグ、ドラムにジョー・マギストロを迎えている。


二日間見に行きました。blackCrowsを見に行ったのは渋谷公会堂。あれは何年前だろう…。スタンディングではなかったので、取った席は遠く盛り上がりにかけた記憶があります。


一日目は『HIGH WATER1』を中心にブラック・クロウズから五曲。 三曲目にテンポが微妙てミスってた気がするけど、なんてことはないです。

マーク・フォードの流れるようなギターソロは、グルーヴ感があっていい。リッチーはリズムギターに徹してリーダー然とした貫禄。横幅も増しましたね。

レパートリーは自分らの曲+ブラック・クロウズから数曲、ロックレジェンドから数曲カバー。

一日目はアジテーション・フリーというドイツのバンドの曲「ライラpart1」をやりましたが、これがオールマンにクリソツ。

二日目はオールマン・ブラザーズ・バンドの「ドリームス」をやってくれて感涙。私の好きなリトル・フィートもやってほしかったけど、レパートリーに入ってないのかな。

また、スモール・フェイセズもやりました。二日目はロッド・スチュワートの曲を。彼らがお気に入りなのか(はたまた関係者からリクエストがあったのか)、大阪でもロッド・スチュワートをやったらしい。


スタンディングでキャパは千人ぐらいのホールに、四百人程度の入りでした。ステージと柵が2.5メートル~3メートルぐらい離れていて、後ろもPAスペースで幅をとり、客が少しでも密集しているように見せたいのか。

こんなにセクシーなバンド知られてないのは確かに勿体ないなぁ。前をこんなにあけるくらいなら、後ろは思い切ってbarスペースにして、丸テーブルをいくつか置いて酒を飲みながら見れるようにすれば、客も分散されていい満遍なく客が入ったように見えるのではないかな。


今更だけどベースのスヴェンに魅了されました。細マッチョな体に長いネックが似合うわぁ(^p^)Sexy!

ボーカルのジョンは歌い方やポーズをクリス・ロビンソンに似せることもあって、そういったところに、ファンサービスというか変なプライドが無いのだなぁと妙に感心しました。

ピックはもらいましたが、セトリは貰えなかった…!二日目はスヴェンが自らピックを投げてくれましたが、こちらを見てもらえず。小さいって不便…。

ボナルーミュージックフェリーのようなfes、日本でもやってくれないかなぁ。

単品で来てくれる方が勿論ありがたいけど、再来日してくれるかは不安です。


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サザン・ハーモニー・メガ・エディション

サザン・ハーモニー・メガ・エディション

  • アーティスト: ボブ・マーリー,リッチ・ロビンソン,クリス・ロビンソン
  • 出版社/メーカー: マーキュリー・ミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 1993/09/05
  • メディア: CD


■洋食ハチロー


ライブの前に、もやもやさまぁ~ずで紹介されていた「洋食ハチロー」さんで腹ごしらえ。

居心地の良さ昭和の雰囲気たっぷりで。定食はお味噌汁と冷や奴とカニクリームコロッケ+白身魚のフライ。

お昼は700円でお手頃。ちょっと恵比寿までは遠かったけど、こちらの長屋は他にもいい雰囲気の飲食店が入っているので夜も来たい雰囲気。



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シルク・ドゥ・ソレイユ「キュリオス」はまさに集大成 [■音楽・演劇]

●HP・・・http://www.kurios.jp/index.html

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先週金曜日見に行きました。何年ぶりかのシルク。
とても好きだったZEDが舞浜から無くなり、期間限定公演では「イモータル」から足が遠のいていました。
懐かしい、このテントの狭さ。 勿論狭すぎるわけではなく、ステージの大きさに対して織りなすシルクのスケールの大きさは損なわれていません。
最後に見たイモータルは埼玉スーパーアリーナ。ですので、このテントの大きさが何ともいえずサーカスを見にきた!という郷愁を誘いました。
しかし私の中ではZEDが揺るぎなく最高のシルクでした。歌といい、キャラクターといい、いざなわれる世界全てがその時の私を慰め、鼓舞するものでした。日本初の常設。記録映像が欲しいです。



Zed

Zed

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Cirque Du Soleil
  • 発売日: 2009/10/13
  • メディア: CD


さて、キュリオス。産業革命のイギリスを土台にスチームパンクの世界を織り交ぜます。
動きやすいけど優美な衣服に身を包んだこの時代の女性のファッションは好き。
ボーダーの水兵風、トレンチコートに革の四角いバッグ。来るべき未来への期待と憧れ、旅という冒険にワクワクさせると同時に、それを失ってしまった現代人の目にはどこか儚くも感じます。この世界、結構好きです!
ZED、コルテオの次にランクイン。

演目は今までのシルクらしいものと、新しい試みが織り交ぜられていました。
軟体動物のような女性たちが織りなす「コントーション」、シルク定番の空中を舞う「エアリアル・ストラップ」、肉体の力だけで仲間をほうりあげキャッチする「バンキン」
何度見ても飽きないこれらの定番の技は、「シルクを見にきた」と思わせる登録商標のようなもの。

今まで私が見たなかでダントツの異色作は、リアルタイムで撮影と映写が行われる指人形「シアター・オブ・ハンズ」。
ノスタルジックで可愛らしい。 観客はステージで行われている舞台裏と、気球に映し出された作品としての映像を平行して眺めることができる。道化の笑いとは別の息抜きとして、これは新しい試み。指人形は最後に観客の頭で一休みして、くすっと笑わせます。

同じ息抜き系の「透明サーカス」と、「コミック・アウト」を行ったのは同じ役者だと思いますが、前者は伝統的なスラップスティック・コメディ風なのに対して、後者は観客をステージにあげて誘惑する様子を観客が見るというシットコムのような演出で、素人相手に高いパントマイムが要求されるものでした。後者は子供たちに大受け。
ステージにあげられた女性は仕込みだったのかな?

また、「バランス・オン・チェアー」も定番ですが、天井を見上げると鏡に映った世界の演者もいて、椅子を積み上げていく演技者とシンクロの動きをするというのが今までとは違う見所。
逆さまになったまま椅子を積み上げる(実際は吊り下げる)演技は大変そうでした! 上下の世界が触れあったとき、蝋燭が揺らめいて…
また、個人的には揺れるブランコの上で球に乗る「ローラ・ポーラ」が一番心臓に悪かったです。

主役のシーカーとマイクロフトの中に住んでいるミニリリーはコルテオにも出演した記憶があるので、やっぱり私の中では同窓会のような気分にもなる「キュリオス」でした。
みなで船に乗り旅立つフィナーレも感動的!
破産騒ぎが一時期あったシルクですが、この唯一無二の世界で、いつまでも夢見させて欲しいです。

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↑キャラクターのキュリオス

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4/29 ジャズ・オーティオリア2018@ワテラス [■音楽・演劇]

●HP・・・http://jazzauditoria.com/

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何年も前から開催していたという「ジャズ・オーディトリア」。タイミングかなって、二日目の4/29に見に行きました。

目当ては15:00からのエドマール・カスタネーダ。私の数少ないジャズのストック、ジョン・スコフィールドが一緒にセッションしていて、ちょうど気になっていたんです。

というか、来日することを知ってそれを思い出したくらい、普段はジャズに縁遠い。


ですがジャズって、何の予備知識無くても演奏にのれちゃうんだよね。基本上手いし。だからこういうイベントがあると大変嬉しい♪


整理券もらったあとはエイジング・ビーフで腹ごしらえ。土日ランチは少々お高めでも、夜までいることを考えたら問題なし~!+400円で肉を大盛りしてもらえます。

基本タレに漬け込んであるようなので、設置されてるタレにはほんのちょっとだけつける。
柔らかくてうまい!

キムチ、ナムル、大根の煮物の副菜に、デミグラスソースのミートボール。これが少し冷めているけれど物凄く美味い!ワカメスープでさっぱりした後はまた焼き肉に戻る、という嬉しい循環で口の中は大忙しでございました。


時間が余ったので外の屋台でドイツの絶品アイスワインを試飲したり、資生堂の化粧品を試したり。

そのあとお茶の水のレコード屋やCD屋でエドマールのCDを物色するなど時間つぶし。
ちなみにdisc unionのジャズ専門店でもCDはなかった!!

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↑昼の賑わい
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エドマール・カスタネーダ


ワテラスに戻ると、ミュージシャンのグッズ売り場のテントに、エドマールが自分で持ってきたというCDが陳列されていました。朝は上原ひろみとのコラボアルバムしかなかったのに。
ビバ!ジョン・スコフィールドとの演奏曲が入ってるアルバムを無事ゲット。


演奏はとにかく魔法のような手さばき!

低音はウッドベースのように空気を震わせ、高音はギターのように空気を貫く。


カリビアンやワールドミュージック風の複雑な要素が絡み合い、いわゆるわかりやすいジャズではないため曲の展開が読みづらいが、次はどんな音がはぜるか?と好奇心をくすぐられる。今までにない体験をさせてもらいました。

バンドのサックス、ドラムも超絶うまい。ドラムは同じコロンビアの方で、裏方に徹し過ぎなきらいもありますが、安定感が凄い。ボーカルのかたが急遽来日中止になり、トリオになってしまいましたが、まさに3つの楽器しか使っていないとは思えないほど重厚でした。


三曲目の「ジーザス」はハープの真骨頂というか、流れるような美しいメロディーにシリアスさも加味して、エドマールが説明した言葉はわからないけれどイエス・キリストの人生を歌ったものなのだろう。


演奏後に司会と通訳によるインタビューがありました。

コロンビアハープをフランスでカスタマイズしてもらったそうです。

ピアノの黒い鍵盤のような役割をする、半音階調整するレバーがハープの上についていて、

それを演奏しながら操作していたとのこと。超絶テクニックで早弾きしながら調整するなんて常人には考えられませんな。

そして、とにかくラーメン大好き!上原ひろみさんとも昨夜ラーメン食べに行ったほどだそうです。

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■ブルーノート・東京・オールスター・ジャズ・オーケストラdirectord by エリック・ミヤシロ


私はJazz界に疎いですが、ブルーノートオールスターと書いてあればそりゃあ間違いないんだろうと思ってましたが、やっぱり一番人気でした。

出演する事を知りませんでしたが、幼少の頃から天才と言われてる現役大学生の川口千里さんがドラム!今日は二人の天才の演奏が聞けて最高!


ある曲で美人トランペッターとその師匠のソロが設けられていて、ミヤシロさんが「師匠は失敗できない、弟子は隣で緊張する」と更に追い討ちをかけていました(笑)。

こういうお金を取らない場所で腕ならしするのは丁度いいですよね。……って、腕ならしどころか全然下手じゃなかった!オールスターにいても遜色ないんじゃ?

確かに最後のほう少し息切れしたのか音が掠れた感じになりましたが、気になったのは一カ所だけ。美人でトランペットなんて羨ましすぎる。


締めはバードランド。

ソロを一人ずつ設けたエリックさん独自のアレンジ。

クリント・イーストウッドも「バードランド」という映画を撮ってましたよね~。

みなさん鳥肌ものの演奏でしたが、ひときわ、トロンボーンの男性のソロが凄かった。トロンボーンってこんなに多様性あったっけ?トロンボーンで身震いしたの初めてかも。


とにかく熱い夜でした。

次の日の夜には家でブルーノート東京のライヴ・ストリーミングを見て、再びエドマールとオールスターたちの演奏に聴き入りました。

4/30は毎年International Jazz Day(国際ジャズデイ)なんですよね。世界各地でトッププレイヤーの演奏がストリーミングされる、貴重な日です。

http://www.bluenote.co.jp/jp/event/international-jazz-day-bnt/

来年も聴けたらいいな♪

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↑演奏後でもマルシェ
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↑帰りは萬世橋を改造した「mAAch エキュート」で散歩
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