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2023年鑑賞した映画(44本)&ベスト5 [▼各年鑑賞映画リスト&ベスト5]

あけましておめでとうございます。
新年最初の投稿は恒例の、昨年の鑑賞リスト。
2023年は、44本と極めて鑑賞数の少ない年となりました。
しかし毎月劇場に足を運んだ年でもあり、スター主演の大作の続編をきっちり追えたという満足感はあります。
また話題作の公開が相次ぎ、前半は「RRR」の話題が席巻、夏はトム・クルーズのスタントが話題になった「MI」シリーズが賑わし、後半は宮崎駿の新作が席捲した感があります。
個人的には人間の業とどうしようもない感情を描いたヒューマンドラマ3作と、意外な展開を見せたムネアツの「ミスター・ガラス」、大作の名に恥じない楽しさとAIの脅威を描いた「ミッション・インポッシブル」を選択。
〈ベスト5〉
●ザ・ホエール
●帰れない山
●ミッション インポッシブル/デッドレコニング
●ミスター・ガラス
●スティル・ウォーター

〈鑑賞リスト〉(★劇場鑑賞)
★人生クライマー/山野井靖と垂直の世界(2022日)※ドキュメンタリー
ベイビー・ドライバー(2017米)
スパイダーマン:スパイダーバース(2018米)
キャプテン・マーベル(2019米)
★アントマン&ワスプ クアントマニア(2023米)
ブラック・ウィドウ(2021米)
ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2021米)
ワカンダ・フォーエバー(2022米)
マイティ・ソー/ラブ&サンダー(2022米)
パディントン2(2017英仏)
★帰れない山(2022イタリア・フランス・ベルギー)
イエスタディ(2019英)
英雄の証明(2023イラン)
★マヤ 天の心、地の心(2011独)※ドキュメンタリー
★ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇(2018仏)※ドキュメンタリー
スティル・ウォーター(2021米)
ザ・ロストシティ(2022米)
L.A.コールドケース(2018米英)
★開拓者たち(2023チリ)
ライオンキング(2019米)※フルCG版
エベレストに消えたマイケルを探して(2023英)※ドキュメンタリー
47RONIN(2013米)
フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021米)
SHOHEI OHTANI Beyond the dream(2023米)※ドキュメンタリー
★ドミノ(2023米)
★ガザ 素顔の日常(2019アイルランド・カナダ)
ジャンクヘッド(2017日)※ストップモーションアニメ


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  • 発売日: 2023/10/04
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▼ちなみに米エンターテインメント・ウィークリーの発表した2023年の映画ベスト10はこちら。
1位「オッペンハイマー」
2位「パスト ライブス 再会」
3位「キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン」
4位「ソルトバーン」
5位「神さま聞いてる? これが私の生きる道?!」
6位「メイ・ディセンバー」
7位「哀れなるものたち」
8位「ザ・ホールドオーバーズ」
9位「君たちはどう生きるか」
10位「バービー」

▼ロッテントマトのジブリ評価はこちら
https://eiga.com/news/20231229/14/

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2022年度の鑑賞映画・駆け足レビュー② [▼各年鑑賞映画リスト&ベスト5]

■クワイエット・プレイス 破られた沈黙(78点)
生き延びた二人の姉弟の成長を軸に描く。 対照的な性格の姉弟が別行動中に、各々モンスターと対決する場面は画(え)的に興奮する。モンスターに見つかっていなかった奇跡の島の住民の一人にジャイモン・フンスー。
全編を通して大きな脅威に逃げ隠れてばかりでは一歩も進めない…という強い意志とメッセージを感じた。しかし、モンスターより恐ろしいのは人間か?モンスターは周波数の他に、泳げないという弱点も露呈。
モンスター襲撃当時の様子も描かれ、前回で謎だった部分が回収される形となった。
それにしても、相変わらず裸足だったけど、スニーカーでもあんまり変わらないと思うんだけどどうなの?

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■42~世界を変えた男~(85点)
白人にも差別の体験を共有させる…。「理不尽な差別」を自分が受けているような錯覚はやがて連帯となり、敵の敵は味方となる。それは本来真っ当ではないやり方だろうけども、ハリソン・フォード演じるドジャースGM、リッキーの思惑通りとなった。
ひたすら暴言と暴力に耐えて非暴力を貫くジャッキーの姿に感服する。黒人であることよりも前に、彼の中の野球への情熱が、チームメイトの心を動かしたのだろう。今、メジャーリーグではあたり前に存在する「ジャッキー・ロビンソン・デー」。タイトルは大げさではなく、確実にジャッキー・ロビンソンはアメリカ史を変えた。

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  • 出版社/メーカー: ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
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■奇跡の絆(70点)
ホームレスの支援事業に携わる女性、デビーはある男を気にかけ、自立を助けようとする。不倫の償いの代わりに慈善事業を手伝う夫・ロンの心の変化がみもの。優れた観察眼や洞察力を持つホームレス・デンバー役にジャイモン・フンスー。本人の努力ではどうしようもない差別や過去の傷を負い、静かな怒りをたたえている。
デビーがなぜここまでデンバーに肩入れするのか、という理由が夢に現れた「お告げ」というのが、無神論者にとってはちと理解しがたい。人助けにいちいちそれらしい理由がなくてもいいだろうと思うので、この点が少しひっかかるところ。でもまあ実話だからしょうがない。
それを抜きにして、ロンがデビ―への愛をよみがえらせると共に、他人を助けることへの喜びを見出すさまは、静かな感動を呼ぶ。他人を助けることは自分自身の心を癒す事につながるということが、如実に伝わる作品。



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  • 発売日: 2018/11/07
  • メディア: DVD

 

■永遠の門 ゴッホの見た未来(85点)
ゴッホがみる景色の美しさと感触を、絵画に入り込んだような表現で描き、彼が見た景色は本当にこうだったのではないかと思わせる。「なぜ絵を描くのか?」という問いに「自分だけに見せる神が作った自然の美しさを解き放ち、他の人間に示す」と答えるゴッホ。伝道師的な使命感を持っていたというのは独特の着眼点。
それにしても、あるがままを受け入れなければならない立場の神父が、さも自分が神であるかのようにふるまい、ゴッホに絵をやめさせようとしたのには腹が立つ。しかも自分は善行を積んでいると思っているから厄介だ。ゴッホは意外な理由で死ぬが、実は判然としていない歴史ミステリー。劇中でも死の瞬間はぼかされている。

永遠の門 ゴッホの見た未来 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 松竹
  • 発売日: 2020/06/03
  • メディア: DVD
■100日間のシンプルライフ(65点)
2人の男が全ての家財道具を倉庫に預け、1日1つずつ必要なモノを取り戻していく争いを描く。持ち物全てをリセットした青年の実験生活を綴った、フィンランドのドキュメンタリー「365日のシンプルライフ」がベース。 高度なAIによる新商品の斡旋により買い物依存症に苦しむ現代人をあぶりだす。 中盤はやや中だるみし、結末もなんとなく予想できてしまうものだったが、幼馴染の二人が元々成功者の部類にはいるし、「日々の生活にほんの少し物足りない気持ちを持つ」という普遍的な人物だったので、反動で得られる感動は薄め。ほどほどに風刺めいていて、ほどほどにほっこりする話でした。 

100日間のシンプルライフ [DVD]

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  • 出版社/メーカー: アルバトロス
  • 発売日: 2021/07/02
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■1917 命をかけた伝令(90点)
飛んでくる銃弾、空を震わせる爆撃機の轟音、土の匂いや血の触感すら伝わってくるような、圧巻の臨場感。 全編ワンカットの映像は、兵士に完全密着したドキュメンタリーのようでありながら、恐怖に喘ぎながらも使命感にもえる被写体の表情をとらえた完璧なカットにより、いかにも映画的な恰好よさを湛えている。
もちろん実際にワンカメ・ワンカットであろうはずがない。主人公が屋内に入る時、塹壕を飛び越えるときなど、一瞬隠れるその障壁をうまく使って編集したと思われる。この完璧なつなぎが故に、鑑賞している間「これは映画だ」という意識が片隅にあり、払拭はできない。ある意味、壮大な仕掛けの舞台装置を見ているよう。
しかし戦争を体験したことのない多くの人たちにとって、これ以上のリアルは無いのでは。まるで主人公の戦友のように戦地へ放り出される没入感は、他の戦争映画とは一線を画する。
塹壕、地雷、腐敗する死体、敵と味方の区別がつかない暗闇…。 時間と命の重みを共有しながらたどり着いた先、取り振り向いた上官が「ベネディクト・カンバーバッチ」という最高の仕掛けで、映画的興奮は最高点に達する。



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  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2021/03/03
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2022年度の鑑賞映画・駆け足レビュー① [▼各年鑑賞映画リスト&ベスト5]

一つずつきちんとレビューした映画もありますが、他の映画は時間がなく短文で済ませようと思います。
誰かが映画を選ぶ際の、なにかの参考になれば。


■キャプテン・マーベル(満足度★75点)
●何度も立ち上がるキャロル・ダンバースに胸熱
このヒーローはあまりに力が強大すぎて、荒唐無稽になるだろうなと期待していなかったが、意外とよかった。キャロル・ダンバースが女だからと男社会でこけにされながらも、何度も立ち上がってきた描写がいい。彼女が鬱屈した性格ではなく、ちょっとむこうみずな負けん気の強い性格なのが幸いして、最近ありがちな女性賛美物としてではなく、あくまで個人の物語として楽しめた。
戦争の一面的な捉え方の危険性も描きつつ、あまり謀略を張り巡らさず、すっきりとした対立構図なのがわかりやすい。平和を求めている宇宙の移民スクラル人、敵と決めつけて排除しようとするクリー人。
闘いを継続させている黒幕が、AIのスプリーム・インテリジェンスなのかどうかは気になるところ。それにしてもキャプテン・マーベルのパワーがちとチートなので、サノス戦に最初から絡ませなかったのも頷ける。(のちにドラマ「ワンダビジョン」でのランボーの娘の台詞から、制作陣も同様に思っていることが窺える)ドラマ「エージェント・シールズ」を観てきたファンにとっては、コールソンの登場が嬉しい。彼が直感を信じるタイプ、理屈ではなく人の善良な部分(動機)を見ようとする性格がきちんとここでも発揮されている。実はフラーケンだった猫、グースの登場にもニヤニヤしてしまう。

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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2019/07/03
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■バイオハザード ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(満足度50点)
それほどやりこんでいたわけではないが、10代で仲間とわいわいプレイしていた頃を思い出して、あー、こんな雰囲気だったなぁと懐かしく思った。連れによると、ゲーム一作目とは違う箇所もあるらしいが、原点回帰という感じ。人体実験の成れの果てにおぞましさを感じる。B級感は否めない。

バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ 4K ULTRA HD & ブルーレイセット(初回生産限定)[4K ULTRA HD + Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2022/05/11
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■T2 トレインスポッティング(67点)
相変わらずの4人は相変わらずのままだった、という作品。色々ともがいてはみたものの、仕事も結婚も失敗して、結局地元から逃れられない、と。育ちや環境が悪いと人生うまくいかないよ…というリアリティーがあって、なんとなく気持ちが塞ぐ作品。

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  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2017/09/06
  • メディア: Blu-ray

■LION~25年目のただいま(70点)
二人の母親の、耐えて待つ姿勢の愛情に感涙。養母スーの悲しみはサルーが隠れて実母を捜していたことによるものではなくて、自分がそれを明かされたら怒るだろうと見くびられていたことに対してだと思う。サルーは罪悪感に一人悩んでいないで、さっさと養母に打ち明ければよかったのだ。移動距離が長いと、まるで外国に来たように言葉が伝わらなくなるインドの広さ、また孤児を取り巻く環境の悪さに驚く。サルーの兄のエピソードが衝撃的で悲しい。せっかくのキャスト、ルーニー・マーラが生かされておらず、ちと惜しい。

LION/ライオン ~25年目のただいま~ [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: ギャガ
  • 発売日: 2018/10/05
  • メディア: Blu-ray

■悪なき殺人(75点)
奇妙な偶然とつながりにより、数奇な人生の結末を辿る5人の男女。各々の人生は平凡というか、ありふれた環境と人生ではある。とはいえ、ことの始まりは死体に性的興奮することを自覚してしまう男のエピソードなので、その点だけ非凡とはいえるかもしれない。
一応、騙された田舎者の男が詐欺グループと直接対峙し、奇妙に絡まった糸を理解するのですっきりはするが、もしかしたらこの糸をほぐさないままの方が映画的には面白かったのかも。
最後、始まりの場所に降り立つ女は、死んだ女の穴埋め。運命の輪は閉じて終わる。うまい。しかし現実に起きた未解決事件は、案外こういった奇妙な偶然で起きているのかもしれないと思うと、怖い。

悪なき殺人 (新潮文庫 ニ 4-1)

悪なき殺人 (新潮文庫 ニ 4-1)

  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2023/10/30
  • メディア: 文庫
悪なき殺人

悪なき殺人

  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2023/12/01
  • メディア: Prime Video

■ペンタゴン・ペーパーズ(80点)
信念と葛藤と決断、骨太な人間ドラマ。最後ウォーターゲート事件につながり、鳥肌がたった。

ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書 [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
  • 発売日: 2019/04/10
  • メディア: Blu-ray

■21ブリッジ(60点)
結末はよくある話だな…と感じる警察内幕もの。21もの橋を封鎖するので大アクションを期待したが、展開は地味。
21ブリッジ(字幕版)

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  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2021/08/14
  • メディア: Prime Video

■透明人間(65点)
ストーカー男の恐怖。透明になる方法が過去作のような「魔法のような薬」ではなく、実際にどこかの軍事産業で開発していそうな技術だったので、恐怖を感じた。じわじわと手足をもぐように、周囲からの信頼を失わせて主人公を孤立させていくやり方がえげつない。透明人間のリメイク作では一番スタイリッシュ。

透明人間 インビジブル(字幕版)

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  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2022/07/06
  • メディア: Prime Video

■ウォーデン消えた死刑囚(55点)
消えた死刑囚の姿が終始見えないことで、その存在自体が観客にとっても幻のよう。
最初は面白かったが、署長と女性福祉士とのやりとりが何度もしつこく、少し飽きた。脱出劇と冤罪の謎解きが同時並行するのかと思いきや、冤罪が無実だとはっきり晴らされるわけではなく、国家権力がものをいわす時代の問題点をあぶりだすわけでもない。
そのため、脱出への熱がどうにも入りきらず終わってしまった。冤罪男性の逃亡劇ではなく、中年署長の悲哀を描きたかったのかもしれないが、この時代設定である必要性が感じなかった。

ウォーデン 消えた死刑囚(字幕版)

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  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2021/08/20
  • メディア: Prime Video
■ホロコーストの罪人(70点)
ノルウェーでもホロコーストがあったことの知られざる歴史。実在したユダヤ人ボクサーの抱える葛藤を描く。順風満帆だった人生に影が差し、ユダヤ人であることを捨てようとした主人公の気持ちが痛いほど伝わる。収容所でのいたぶられるようなボクシングシーンが印象的。
最後、妻の元に戻ったチャールズだが、二人は別れてしまったというテロップに、彼の背負う「その後」の人生の重さを考えた。

ホロコーストの罪人(字幕版)

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  • 出版社/メーカー:
  • 発売日: 2021/11/24
  • メディア: Prime Video
■パーム・スプリングス(75点)
タイムループに巻き込まれた男女の恋愛模様を描く。寝てしまうとまた同じ一日を繰り返してしまうので、何とか寝ずに過ごそうとしたり、開き直って不法侵入したり色々と羽目を外す二人が面白い。しかし二人には互いに内緒にしていた秘密があって・・・。同じ時間軸でも、どちらの視点で描くかで物語が異なり、観ていて飽きない。
【セッション】のJ・K・シモンズが、タイムループに巻き込まれた男を好演。主人公を恨み殺そうと執拗に追い回すも、最後は家族との一日を永遠に過ごせることに喜びを見出す。
パーム・スプリングス(字幕版)

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  • 発売日: 2021/10/06
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 ■ダウントン・アビー(65点)
ドラマを見ていなくても人間関係がわかった。王室の召使いと張り合い、奮闘する召使いたちの「優雅などたばた劇」が面白い。さりげなくゲイである問題や、女性当主であることの葛藤など、現代風の味付けも忘れない。

ダウントン・アビー/新たなる時代へ [Blu-ray]

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  • 発売日: 2023/09/06
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■独ソ・リトアニア前線(60点)
同じ民族が二つの国に別れて戦うことになる戦争の悲劇を描く。あまり大国ではない国の、日本人が知らない歴史の一端をかいま見れた。

■ナチスの善人(75点)
ドキュメンタリー。ナチスの将校でありながら、多くのユダヤ人を救ったカール・ブラッジ少佐の足跡を追う。生存者の証言を元に、彼がどのように当局を欺いたのかをひもといていく。ドイツ軍のための工場でユダヤ人を雇うことで、上層部に必要な労働力だと説き伏せたり、屋根裏にかくまったり、個人の力でできうる限りのことをしたその様子が浮き彫りになり旨を穿つ。
ユダヤ人が実際に隠れ住んだ屋根裏部屋や、納戸の奥などが映し出され、いまだ心の傷が癒えない生存者達の恐怖が、とても生々しく伝わった。
https://tv.apple.com/jp/movie/%E3%83%8A%E3%83%81%E3%82%B9%E3%81%AE%E5%96%84%E4%BA%BA/umc.cmc.58d33piuz5233ql5ri2s7s7b7

ナチスの善人(字幕版)

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■クワイエット・プレイス 破られた沈黙(78点)
生き延びた二人の兄弟の成長を、より姿が露わになったモンスターとの直接対決も交えながら、スリリングたっぷりに描く。特に対照的な性格の姉弟が別行動中に、自分を鼓舞して各々モンスターと対決する場面は画(え)的に興奮する。モンスターに見つかっていない奇跡の島の住民の一人にジャイモン・フンスー。大きな脅威にも逃げ隠れてばかりでは一歩も進めない・・・という強い意志とメッセージを感じた。しかし、モンスターより恐ろしいのは人間か?周波数の他に、泳げないという弱点も露呈。

クワイエット・プレイス 破られた沈黙 (字幕版)

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■42~世界を変えた男~(85点)
白人にも差別の体験を共有させる…。「理不尽な差別」を自分が受けているような錯覚はやがて連帯となり、敵の敵は味方となる。それは、本来真っ当ではないやり方だろうけども、今回はハリソン・フォード演じるオーナーの思惑通りとなった。やり返したら全てが終わってしまう、ということを肝に銘じて、ひたすら暴言と暴力に耐えてきたジャッキーの姿に感服する。黒人であることよりも前に、彼の中の野球への情熱が、チームメイトの心を動かしたのだろう。今、メジャーリーグではあたり前に存在する「ジャッキー・ロビンソン・デー」。タイトルは大げさではなく、確実にジャッキー・ロビンソンはアメリカ史を変えた。

42~世界を変えた男~ (字幕版)

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■奇跡の絆(70点)
ホームレスの支援事業に携わる女性、デビーがある男を気にかけ、自立を助けようとする。夫のロンもしぶしぶではあったが手助けをすることになるが、そのロンの心の変化がみもの。優れた観察眼や洞察力を持つホームレス・デンバーにジャイモン・フンスー。本人の努力ではどうしようもない差別や過去の傷を負い、静かな怒りをたたえている。
デビーがなぜここまでデンバーに肩入れするのか。それは夢に現れた「お告げ」が関係した。人助けにいちいちそれらしい理由がなきゃいけないのだろうかと、この点が少しひっかかるところ。私はデビーが単に自分の衝動的な善意からだと言ったとしても、全く不思議には思わないが、まあしかし実話だからしょうがない。
しかし無神論者にはしっくりこない動機を抜きにしても、不倫してしまった男が妻への愛をよみがえらせると共に、他人を助けることへの喜びを見出すさまは静かに感動を呼ぶ。他人を助けることは自分自身の心を癒す事につながるということが、如実に伝わる作品。

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2022年鑑賞した映画(53本)&ベスト5 [▼各年鑑賞映画リスト&ベスト5]

例年のごとく、昨年みた映画のリストをUP。
例年のごとく、ブログにアップしているのは微々たるもの。
今年は一番鑑賞本数が少ない年でした!
さて、2022年度に観た映画(劇場公開だけでなく、DVD・映画チャンネルなどで観賞含む)マイベスト5をここに記します(順不同)。
…といいつつ、全部劇場で見た映画ですね!
かっこよさを追求した大作の続編と、自然と人間の美しさが際立つ映画ですね。

〈ベスト5〉
●アルピニスト
●キングスマン:ファーストエージェント
●コーダ あいのうた
●トップガン マーベリック
●ザリガニの鳴くところ
 
■鑑賞した映画(★は劇場で鑑賞)
テスラ エジソンが恐れた天才(2020米)
★マトリックス:リザレクションズ
★バイオハザード/ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ
T2トレイン・スポッティンク
植村直巳物語
ポンペイ
奇跡の絆(2017米)
42世界を変えた男
ホワイトタイガー(ロシア)
クワイエット・プレイス 破られた沈黙
カルフォルニア・ダウン
ソニア ナチスの女スパイ
1944独ソ・リトアニア前線
ナチスの善人(2018カナダ=イスラエル)
ダウントン・アビー
DAGON(2001.スペイン)
パーム・スプリングス(2021.米香港)
ボーダー 二つの世界(2018スウェーデン・デンマーク)
ジョン・ウィック チャプター2
ジョン・ウィック パラベラム
透明人間
ウォーデン消えた死刑囚(2019イラン)
ホロコーストの罪人
21bridge
極主婦道カチコミSP(映画の番宣)
MIA(2013英)
ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書
クライング・ゲーム(1992アイルランド)
ドント・レット・ゴー~過去からの叫び
悪なき殺人(フランス)
LIONライオン~25年目のただいま(2016豪)
バーニング・オーシャン (2016米)

 

アルピニスト(字幕版)

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  • 発売日: 2022/12/08
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  • 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
  • 発売日: 2022/09/16
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  • 発売日: 2022/09/02
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トップガン マーヴェリック ブルーレイ+DVD [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: パラマウント
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ザリガニの鳴くところ

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  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2020/03/05
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2021年鑑賞した映画(86本)&ベスト10 [▼各年鑑賞映画リスト&ベスト5]

例年のごとく、昨年みた映画のリストをUP(★は劇場で鑑賞)。
例年のごとく、ブログにアップしているのは微々たるもの。
なぜ200文字ぐらいの日記程度のレビューが書けないのだろう…。

さて、2020年度に観た映画(劇場公開だけでなく、DVD・映画チャンネルなどで観賞含む)マイベスト10
をここに記します。2021年は佳作ぞろいなので、5つ増やして10にしました(順不同)。

●私はダニエル・ブレイク
●マイケル・ジャクソンTHS IS IT
●マンチェスター・バイ・ザ・シー

アップグレード
●コレクティブ 国家の噓
●博士と狂人
●ノマドランド
●スラムドッグ$ミリオネア
●聖なる犯罪者
薬の神じゃない!


 

今年は劇場で見る映画は厳選したので、すべて記憶に残っているし佳作ぞろいでした。
SNSー少女たちの10日間も、ミッドナイト・トラベラーも見ていて衝撃の場面もあるし、苦しい作品でした。
ベスト10に入れた作品も社会派寄りで、年々社会への不条理や差別について、腹立たしく思っていることが自己分析できます。
その中でも娯楽といえる「アップグレード」はかなり拾い物でした。
手垢にまみれたモチーフではありますが、二転三転する脚本と機械に乗っ取られた体のアクションが見もの。
また、ディストピアではないAIものとしてフリー・ガイもなかなか面白かった。
「ディス・イズ・イット」は故マイケル・ジャクソンの才能をかみしめるとともに、そこに集うダンサーたちの熱量に圧倒される作品。
胸が熱くなること間違いなし。

●鑑賞した映画
レプリカズ
イップマン序章
イップ・マン2葉門
ウルフ・オブ・ウォールストリート
シコふんじゃった。
わたしは、ダニエル・ブレイク
ワンダー 君は太陽
マイケル・ジャクソン THIS IS IT
スタントウーマン
パーティで女の子に話しかけるには
20センチュリー・ウーマン
RUSH 友情とプライド
私は確信する
ソーシャル・ネットワーク
ギャングスターズ 明日へのタッチダウン
DAU.ナターシャ
ドラフト・デイ
マンチェスター・バイ・ザ・シー
華氏451
★SNS―少女たちの10日間
移動都市 モータル・エンジン
DCスーパーヒーローズvs鷹の爪団
アップグレード
スキャンダル
ヘレディタリー継承
ファンタジー・アイランド
スケアリー・ストーリーズ怖い本
ハッピー・デス・デイ
ハッピー・デス・デイ 2U
永遠の門 ゴッホの見た未来
ゾンビランド ダブルタップ
アド・アストラ
パージ・エクスペリメント
エジソンズ・ゲーム(2019米)
ザ・クリーナー消された殺人
ふたりの女王 メアリーとエリザベス
アポロ11
Usーアス
ファーストフード・ネイション
ルーシー・イン・ザ・スカイ
名もなき生涯
リチャード・ジュエル
47歳 人生のステータス
ストーリー・オブ・マイ・ライフ/わたしの若草物語
ベルリン・アレクサンダープラッツ
ウォーカー
クライムダウン
マダム・フローレンス 夢見るふたり
栄光のランナー/1936ベルリン
野性の呼び声
ハッピー・シェフ!恋するライバル
ハーレイ・クインの華麗なる覚醒
僕のワンダフル・ライフ
僕のワンダフル・ジャーニー
オール
アンダー・ウォーター
フォードvsフェラーリ
★ミッドナイト・トラベラー
★レミニセンス
007ノー・タイム・トゥ・ダイ
KANO~1931海の向こうの甲子園(2014台湾)
CODE8/コード・エイト(2019カナダ)
ミッドサマー
エスケープ・ルーム
バーチュオシティ
ダニエル
スティーブ・ジョブス
ミッドナイト・スワン
フリー・ガイ
キャッツ
博士と狂人2019
黒い司法 0%からの奇跡
ドクター・スリープ
★コレクティブ 国家の嘘

ディメンション
スカイライン奪還
進撃の巨人
スカイライン逆襲
スパイの妻
ノマドランド
スラムドッグ$ミリオネア
モンスター・ハンター
聖なる犯罪者
1917 命をかけた伝令
100日間のシンプルライフ(2018独)
薬の神じゃない!

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2020年鑑賞した映画(52本)&ベスト5 [▼各年鑑賞映画リスト&ベスト5]

すっかり1月も終盤ですが、昨年みた映画のリストをUP。
例年のごとく、ブログにアップしているのは微々たるもの。
コロナ禍ですごもりなどと言われていますが、2020年度が映画を見始めた小学生来、人生で一番少ない年になったことに驚愕。
さて、2020年度に観た映画(劇場公開だけでなく、DVD・映画チャンネルなどで観賞含む)マイベスト5をここに記します。



●2020年に観た映画リスト一覧(52本)
★は劇場で鑑賞

★パラサイト半地下の家族
★ジョジョラビット
メイズ・ランナー(2014米)
ドリーム(2016米)
メイズ・ランナー2/砂漠の迷宮(2015米)
メイズ・ランナー最後の迷宮(2018米)
この世界の(さらにいくつもの)片隅に
ブレグジットEU離脱(2019英)
オレの獲物はビンラディン(2016米)
バリー・シール/アメリカをはめた男(2017米)
フライト(2012米)
ガールズ・オン・ザ・トレイン(2016米)
モネ・ゲーム(2012米)
トランスフォーマー最後の騎士王(2017米)
search(2018米)
アメイジング・ジャーニー/神の小屋より(2017米)
フォーカス(2014米)
最強のふたり(2011仏)
海賊じいちゃんの贈りもの(2014英)
ヒトラー暗殺、13分の誤算(2015独)
アリー/スター誕生(2018米)
ライ麦畑で出会ったら(2018米)
日本のいちばん長い日(2015日)
デトロイト(2017米)
ダイアナ(2013英)
思い出のマーニー(2014日〈アニメ〉)
ユダヤ人を救った動物園 アントニーナが愛した命(2017チェコ・米・英)
教授のおかしな妄想殺人(2015米)
マージン・コール(2011米)
黄色い星の子供たち(フランス/ハンガリー/ドイツ)
アフターライフ(2009米)
野火(2014日)
かごの中の瞳(2016米)
(r)adiusラディウス(カナダ)
ブルーム・オブ・イエスタディ(2016独・オーストリア)
不都合な真実2:放置された地球(2017米)
泥棒貴族(1955米)
復活の日(1980日)
若草物語(1949米)
フリーソロ(2018米)
探偵ピカチュウ(2019米)
アイガー北壁(2008独・オーストリア・スイス)
★ようこそ映画音響の世界へ
★テネット
ロング・トレイル!(2015米)
劔岳 点の記(2002)
メルー(2015米)
LOOPER(2012米)
岳 ガク(2011日本)
★異端の鳥
Dr.パルナサスの鏡(2009英・カナダ)
運び屋(2018米)

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2018年鑑賞した映画(65本)&ベスト10 [▼各年鑑賞映画リスト&ベスト5]

すっかり1月も終盤ですが、昨年みた映画のリストをUP。
例年のごとく、ブログにアップしているのは微々たるもの。もう今年は「絶対書くぞ!」なんて言う気も失せた。
さて、2018年度に観た映画(劇場公開だけでなく、DVD・映画チャンネルなどで観賞含む)マイベスト10をここに記します。

2018年マイベスト10

1・・・女は二度決断する
2・・・レッドタートル
3・・・パッセンジャー
4・・・チョコレート・ドーナツ
5・・・ボヘミアン・ラプソディ
6
・・・キングスメン ゴールデンサークル
7・・・スリー・ビルボード
8・・・ヒズ・マスターズ・ヴォイス
9・・・シェイプ・オブ・ウォーター
10・・・カメラを止めるな!


心に残り考えさせられ、スリリングでショッキングで悲しい結末だったのは「女は二度決断する」。
レッドタートルは郷愁を誘われシンプルさに胸が締め付けられた。
パッセンジャーはSF映画という観点より「孤独な環境でどう生きるか」に焦点をあてていて、面白かった。

●2018年に観た映画(65本)
★は劇場で鑑賞

アサシン・クリード
君の名は
レッドタートル
メン・イン・キャット
パリは燃えているか
偉大なるマルグリット
パッセンジャー
魔法使いの弟子
ソイレント・グリーン
キングスメン ゴールデン・サークル
オズ~はじまりの物語
レッド・サン
ノーマ 世界を変える料理
イーグル・ジャンプ
復活
イングロリアス・バスターズ
スリー・ビルボード
BFGビッグ・ジャイアント・フレンドリー
ゴースト・イン・ザ・シェル
ジャック・リーチャー never go back
グランド・イリュージョン
シェイプ・オブ・ウォーター
グレイテスト・ショーマン
ゼロの未来
キングコング髑髏島の巨人
シェルブールの雨傘
ロシュフォールの恋人たち
ライフ
loop
ニュースの真相
ネオン・デーモン
スパイダーマン・ホームカミング
ドクター・ストレンジ
女は二度決断する
海街diary
BRICK ザ・コンサルタント
万引き家族
バケモノの子
カメラを止めるな!
リリーのすべて
ワンダーウーマン
メアリと魔女の花
アントマン&ワスプ
チョコレート・ドーナツ
ふたつの名前をもつ少年
ゴースト・バスターズ(2016)
ミッションインポッシブル
JOY
マネーモンスター
散り椿
三度目の殺人
ブルージャスミン
ヒズ・マスターズ・ヴォイス
黄金のアデーレ
パトリオット・デイ
トランスフォーマー
ダークサイド・オブ・ザ・ムーン
トランスフォーマー
ロストエイジ
ボヘミアン・ラプソディ
選挙の勝ちかた教えます
スティーブ・ジョブズ(2015)
ボーダーライン
13時間ベンガジの秘密の兵士
嘘の天才~史上最大の金融詐欺

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2017年 鑑賞した映画(75)&ベスト5 [▼各年鑑賞映画リスト&ベスト5]

★は劇場で鑑賞

総括すると今年は面白いものを観たなぁ!という満足度が低い。
特に大作に期待はずれのものが多かった。

デッドプール 】は公開時から評判が良かったのでとっても期待してしまった分、面白いけど手を叩いて興奮するほどではない…というのが感想。

【スター・ウォーズ 最後のジェダイ】、【 バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 】の脚本が酷い。
作り続けなければいけないシリーズ作品がために、脚本が練りきれてないままプレジェクトが先走って動いてしまったような、典型的な失敗作の匂いを感じる。

あと全く作る必要のなかった続編も。 【10クローバーフィールドレーン】 【インディペンデンス・デイ リサージェンス】 。
前者は映画としては面白かったけど、果たして続編として必要かというと微妙。
ということで今年度鑑賞した映画74本中のベスト5.


1…きっと、星のせいじゃない
2…アバウト・タイム いとおしい時間について
3…月に捕らわれた男
4…
her 世界にひとつの彼女
5…ライフ!


ベイマックス
隠し砦の三悪人
ホビット竜に奪われた王国
ホビット 決戦のゆくえ
プロジェクト・アルマナック
★ヒトラーの忘れもの
ヒトラー最期の12日間
フューリー
ミッドナイト・イン・パリ
★沈黙
別離
★ラ・ラ・ランド
ライフ!
きっと、星のせいじゃない
フィフス・エステート
世界から狙われた男
トランスポーター
ウォルト・ディズニーの約束
★ムーンライト
シン・ゴジラ
アフター・アース
あの日の声を探して
インサイド・ルーティン・ディビス
★メッセージ
アバウト・タイム 愛おしい時間について
★怪物はささやく
スローターハウス5
僕だけがいない街
ジョン・ウィック
ローン・レンジャー
her 世界でひとつの彼女
ダイバージェント
ジェイソン・ボーン
月に捕らわれた男
ジョジョの奇妙な冒険
複製された男
10クローバーフィールドレーン
インディペンデンス・デイ リサージェンス
パージ
デットプール
アイヒマンショー
ヒトラーの代理人
ハドソン川の奇跡
ドント・ブリーズ
マギー
SPI/スパイ
世にも怪奇な物語
フィフス・ウェイブ
バットキット・ビギンズ
ヴィジット
★エル
ファンタスティック・ビースト
アラバマ物語
★ダンケルク
テッド2
プロトタイプL9
その女諜報員アレックス
トゥルー・ストーリー
エベレスト3D
96時間
96時間リベンジ
96時間レクイエム
シークレット・アイズ
★ブレードランナー2049
ホワイトハウス・ダウン
ポンペイ
ウォーカー
バイオハザード ザ・ファイナル
ファンボーイズ
★オリエント急行殺人事件
★スター・ウォーズ 最後のジェダイ
あかひげ
バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生
ジュラシック・ワールド

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2016年 鑑賞した映画(55本)&ベスト5 [▼各年鑑賞映画リスト&ベスト5]

あけましておめでとうございます!
劇場、映画チャンネルCS含めて去年見た映画リストです。
55本ですね。年々少なくなっている…! 今年もたくさんの映画を見逃しました(泣。
【シン・ゴジラ】と【君の名は】はあえて見ていません(笑)これだけのメガヒットですが、何か物語の先が見えてしまって、興味を持てなかった。劇場では見ませんでしたが、テレビで放映したら見ると思います。
さて映えある今年度ベストファイブは・・・

  1. ローグ・ワン
  2. 帰ってきたヒトラー
  3. プリディスティネーション
  4. セッション
  5. バードマン 無知がもたらす予期せぬ奇跡


スターウォーズは名誉賞にしようかと思ったのですが、やはり1位に(笑。
総合的に様々な要素が入った帰ってきたヒトラーはスターウォーズがなければ圧倒的1位。
最近不発が多かったSFで、地味ながらも秀作のプリデスティネーションはエクスマキナを超えた。
一つの分野に狂信的な熱意を注ぐ人間ドラマ、「セッション」は観るべき傑作。
昨年のアカデミー賞でJKシモンズが助演男優賞を獲ったのも記憶に新しいところ。

他、【アイ・オリジンズ】は印象に残る映画でしたが、瞳の虹彩の一致で生まれ変わりを判断できるという設定は、瞳の色がほぼ同じ日本人には関係ない気がしたので、外れました(笑
【世界に一つのプレイブック】も予想のつかないいい映画でした。

《以下、鑑賞した順番(■は劇場で鑑賞)》


猿の惑星 創世記(ジェネシス)
アイ・オリジンズ
マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
ディア・ブラザー
エンダーのゲーム
エクソダス神と王
ジュピター
■サウルの息子
■オデッセイ
マレフィセント
プリデスティネーション
決死圏SOS宇宙船
■ルーム
■シャーロック 忌まわしき花嫁
300帝国の逆襲
さよなら、アドルフ
フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ
バードマン 無知がもたらす予期せぬ奇蹟
■スポットライト
インビクタス
半身
シン・シティ 復讐の女神
■キャプテン・アメリカ シビル・ウォー
ザ・ヘラクレス
三ツ星シェフ フードワゴン始めました
イミテーション・ゲーム
デビルズ・ノット
セッション
アメリカン・ハッスル
■帰ってきたヒトラー
グランド・ブダペスト・ホテル
■エクスマキナ
世界に一つのプレイブック
トリスタンとイゾルデ
超高速!参勤交代
■スーサイド・スクワッド
AIRエアー
トゥモローランド
リンカーン
チャッピー
イントゥ・ザ・ウッズ
シンデレラ
ピーターパン
コードネームu.n.c.l.e
わたしに会うまでの1600キロ
わが命つきるとも
捕らわれた女
ビルマの竪琴
大統領の陰謀
未来は今
■インフェルノ
僕と彼女のセオリー
パワー・ゲーム
■ローグ・ワン スターウォーズストーリー
自虐の詩


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2013年 鑑賞した映画&ベスト5 [▼各年鑑賞映画リスト&ベスト5]

あけましておめでとうございます。
昨年は新旧劇場自宅に関係なく66本の映画を鑑賞しました。

が!!

例年通り全部レビューを書いたわけではなく…気の向くままに書いてしまい…全然「日記」になっていないなぁ…と。
映画ファンの方はきっとわかると思うのですが、見た映画のタイトルで、その時の生活状況や環境がよみがえるのですよね。一緒に劇場に行った相手が、どんどん代わっていったり・・・。
これからは感想書けずとも備忘録としてタイトルだけでも残しておいたほうがいいのかな、などと思うのでした。

さて、勝手ながら、昨年見た映画の中でベスト5を選んでみようと思います。

★2013年ベスト5

  1. レ・ミゼラブル
  2. ピラミッド5000年の嘘
  3. オブリビオン
  4. 三十四丁目の奇蹟
  5. アイアン・スカイ (次点)アナザー・プラネット 


▼昨年見た映画一覧(一月からの鑑賞順・★は劇場鑑賞)

●レ・ミゼラブル
●007 スカイフォール
・宇宙人ポール
・コクリコ坂から
・カラヴァッジョ〜天才画家の光と影
・三銃士〜ダ・ヴィンチの飛行船と王妃の首飾り
●アウトロー
・顔のないスパイ
・ディスティニー未来を知ってしまった男
・タイタンの逆襲
・ピラミッド5000年の嘘
・リアル・スティール
・シャーロック・ホームズ〜シャドウ・ゲーム
・テルマエ・ロマエ
・ポーラー・エクスプレス
・アンダーワールド
・空飛ぶペンギン
●アルゴ
・ナイアガラ
・三十四丁目の奇蹟
●ゼロ・ダーク・サーティ
・バーレスク
・ロリータ
●アイアンマン3
・初恋のきた道
・エッセンシャル・キリング
・ハンターズ
・ルルドの泉で
・バトルシップ
・ウィンターズ・ボーン
・間違われた男
●オブリビオン
・メン・イン・ブラック3
・アメイジング・スパイダーマン
・バイオハザード5
・プロメテウス
・アイアン・スカイ
●風立ちぬ
・トータル・リコール
・ジョン・カーター
・ビッグボーイズ〜幸せの鳥を探して
・逆転裁判
・グスコーブドリの伝説
・パプリカ
・エイジ・オブ・ロックス
・ホビット 思いがけない冒険
●ワールド・ウォーZ
・悪の教典
●鷹の爪GO 美しきエリエール消臭プラス
・カイロの紫のバラ
・トロールハンター
・アナザープラネット
・ザ・ドクター禁断のカルテ
・HELL
・デンジャラス・デイズ〜メイキング・オブ・ブレードランナー
・手塚治虫のブッダ
・リンカーン 秘密の書
・シルク・ドゥ・ソレイユ 彼方からの物語
・3つ数えろ
・私の生きる肌
・人生の特等席
●悪の法則
●かぐや姫の物語
・ダークナイト ライジング
・チョイス!
・天使にラブソングを
・ローマ法王の休日

月に6本の計算ですね。
そのほか完成度が高かったのは【アウトロー】【かぐや姫の物語】。
トム・クルーズの映画はハズレなしですね。
衝撃度では【私の生きる肌】が凄かった。けど、二回見たいか?と聞かれると辛いので(笑)ベスト5から外れました。
では今年は即日アップを心掛けていきたいと思います!


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