恋するリベラーチェ [青春・恋愛・コメディ]
★満足度60点
内容には全然興味ないものの、マット・デイモンとマイケル・ダグラス、この二人のラブシーン見たさに2時間耐えたようなものです(笑)
セレブ恋愛物のセオリー通り「熱愛→偏愛→倦怠→傲慢→破局」のコースをたどる。
マット扮するスコットは獣医を目指しているのだが、どんな固い志を持った青年でも金の前では怠惰になっちゃうのね。
リベラーチェは飽きた玩具のように若い子をとっかえひっかえする。
スコットも、もれなくその運命を辿るのだがセレブリティの恋愛って何でこう分かりやすく浅はかなんですかね。
二人で一緒に築き上げる「何か」というものが決定的に足りない。
片方が完成された世界を作り上げていると、もう一人はそこへ飛び込むより仕方が無い構図になってしまうから、スコットは極力リベラーチェの意に沿うのだが、リベラーチェは彼に自由な時間を与えなかったり、強引に整形させたり(!)と自ら二人の関係をあえて壊すような我が儘ぶり。
スコットも整形に対して戸惑いながらも言いなりになっちゃうんだから、金持ちの圧倒的パワーと自信って本当凄いわ。
あまり中身の無い内容ですが、大胆な場面展開・冗長なようでテンポのいい物語の運びなど、随所でソダーバーグ節が感じられて飽きませんでした。
二人の濃厚なキスやら、(オケツの)穴を掘りたいだの嫌だのと痴話げんかしている様が、おかしいやら見たくないような可愛いような。
マット・デイモンのむき出しのお尻と、マイケル・ダグラスのハゲ姿が拝めるだけで一部映画ファンには一見の価値あります(笑)
しかし捨てられる若者たちを尻目に、料理担当の男だけはリベラーチェの元に留まり続けるというのが皮肉。
料理はゲイの心もつかむんですね。
俳優メモ>>ロブ・ロウ
怪しい整形外科医にロブ・ロウ。昔は【アウトサイダー】【セント・エルモス・ファイアー】などティーンエイジャー系青春映画にバンバン出ていました。50歳なのだが、凄く若く見えました。整形してたりしてw
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