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JeanpoleGAULTIER【fashion freak show】 [■音楽・演劇]

https://fashionfreakshow.jp/

【使用楽曲】※思い出せる限り

The Beautiful people/マリリンマンソン

Le Freak/シック
Good Times/シック

Light My Fire/shirley Bassey
Smalltown Boy/Bronski Beat
Queen

 

ドアーズから始まり、マドンナ、クイーン、様々な時代のヒット曲やゴルチェにゆかりのある音楽と共に、彼の人生が演出される。
手術台のオープニング。少年ゴルチェから手術を受けるのはコーンブラを施されたテディベア。
「最初にコーンブラをつけたのはマドンナじゃないの、私なの!」

ゴルチェ役のダンサーはシンボリックな細いボーダーシャツに身を包み、ダンサーはゴルチエらしいパンク的、ロック的、ゴチック風的な挑発的な衣装に身を包み、彼の世界観へ誘う。
ダンサーはほぼセミヌードといっていいTバックや下着同然のコルセットのクチュールに身を包み、バストが露わになる場面もあるが、不思議とエロスは感じない。

恋人のエイズの死とそこから立ち直る感動的な場面もあれば、ファッション・ポリスと題された二回のターンではアナ・ウィンターとカール・ラガーフェルドに扮した演者が掛け合う、コメディ風な場面も。
カトリーヌ・ドヌーブのナレーションによるランウェイもあり、たっぷりクチュールも楽しめる。

フィナーレではゴルチェからメッセージ。
「ファッションこそ自己を表現するものであるものであり、さらには一人一人内なる美しさをもつ。あなた方全員が美しいんです」、と。そしてダンサー全員がそのきらびやかな衣装を脱ぎ捨て、セミヌードになる。この流れが素晴らしい。
そこには、ルッキズムや性的マイノリティへの偏見を払拭し、「ありのままが美しい」というメッセージを世界阿へ届けたいという彼の力強い意志が感じられ、不意に目頭が熱くなりました。

シアターオーブは、長方形なので二階にいると没入感は低め。 このshow自体もそれほど多くキャストが登場するわけではないし複雑な振り付けが施されてもいないから、このshowは完全スタンディングでライブ形式でやってもいいと思った。また違う形で再演して欲しい。 もっと間近でクチュールの美しさを観たい!


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