SSブログ

JOJO荒木飛呂彦原画展-冒険の波紋- [■ART]

●HP…http://jojoex-2018.com/

国立の美術館では、手塚治虫に続き二人目ですって!

漫画を超えてアートと認められたということでしょうか。 森美術館で行われたときよりは小規模ですが、見せ方は簡潔かつスタイリッシュ。
金曜夜18:00からの回に入りましたが、最初の一枚目で大渋滞。ちゃちゃっと空いてるところから列に入るのが得策です。

以前展示された、北陸や仙台市の街を背景にした大型パネルも再び見ることが出来ます(ここのみ撮影可)。
展示は原画によってジョジョの歴史を振り返り、部ごとの登場人物の振り返り、数々のスタンド使いの紹介、華やかな扉絵の数々、バトルシーンと進んでいきます。森美術館の時と同じ原画もけっこうありました。

2018-09-04T11:19:18.jpg

2018-09-04T11:19:18.jpg
↑ブチャラテイと除倫の組み合わせ好き
2018-09-04T11:19:18.jpg
↑主人公より前に出るブチャラテイ(笑)
2018-09-04T11:19:18.jpg
2018-09-04T11:19:18.jpg

最後のお楽しみは書き下ろし特大パネル。

承太郎や徐倫は主役なので当たり前ですが、ウェザーリポートや山岸由花子、カーズ様など変化球の人物のチョイスに先生の好みを感じます。

また、登場人物とスタンドは一緒に描かれてますが、ハーヴェストが画面をチョロチョロしていても、しげちーは描かれてません(笑)
左から〈広瀬康穂、徐倫、ブチャラティ、ジャイロ・ツェペリ、DIO、条太郎、吉良吉影、ウェザーリポート、東方定助、山岸由花子、カーズ〉

これらが、先生の中では影の主役といっても過言では無いのかもしれませんね。作中でもキーパーソンですから。 みどころは、DIO様の股間の石仮面(笑)。
…なんて、やっぱり承太郎の「俺についてこい」的な背中がたまりませんなぁ。
2018-09-04T11:04:00.jpg

↑図録にも掲載されてます

この大型パネルの制作行程を納めたVTRが展示室「ジョジョロリン」。大型パネルでは、上からインクをつけて書くと垂れてきてしまうので、下から上へペン入れしてました。
そういえぼ先生先日「バクモン」に出演したときにミケランジェロの肘がいい!と言ってましたねー。
この一つ前の「映像展示〈AURA〉」に入ると、もう前の展示室には戻れません。それがちょっとなぁ…。

このAURAはスタンドが素粒子のような状態から形を成すまでの行程を抽象的な映像で魅せます。たくさんの粒や穿たれた穴がちょっと気持ち悪い部分もありましたが、なかなか楽しめました。
他の芸術家とのコラボ作品では、彫刻家の小谷さんの作品が魅力的。
スタンドの切る、溶かす、歪む、穴があく動作に呼応するような作品群。床を突き抜けてくるスタンド、岩人間のようにうずくまる人物、ピエタ像のような弛緩した体を刺し貫く滴、そういったエッセンスが不気味に凝縮されています。今回の展覧会に来て良かったと思える作品でした。

さて、最後のグッズコーナー。お目当ての「家系図手ぬぐい」はまさかの売り切れっ。
え?じゃあどうしたらいいんですか?
受注注文もできず、予約もできず、ネット通販で在庫補充されるのを待つしか無いとのこと。
私が「あんまりだぁぁあ!」と咆哮したのは想像に難くないでしょう。
会期始めからまだ一週間ですよ? 私はグッズは実用的で長く使える物しか買わないと心に決めていたので、どうしてもハンカチ系に流れてしまうのですが、ハンカチ1500円、手ぬぐい800円。この価格差。
そりゃ手ぬぐい売れるでしょう。家系図ですからジョジョ初心者の友達に教えるときにさっと出せますしね。
もっと作っとけや!

ちなみにグッズはグッズコーナーをひとしきり見た後、注文用紙を渡されレジ前の列に並ぶ間に書き込むという徹底ぶり。しかしグッズコーナーを回るときに紙を渡して欲しいと思うのは私だけだろうか。
一種類につき一人5点ではなく、一点にしてくれればなぁ。改めてジョジョの人気を垣間見た展覧会でした。
2018-09-04T11:19:18.jpg

2018-09-04T11:19:18.jpg

2018-09-04T11:19:18.jpg

2018-09-04T11:19:18.jpg

2018-09-04T11:19:18.jpg

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。