11/1 三位決定戦・ニュージーランドvs.ウェールズ/ラグビーW杯2019 [★ラグビーワールドカップ2019]
■bronze final NZLvWAL@東京スタジアム
さて、ニュージーランドと南ア、ニュージーランドとナミビア、ニュージーランドとアイルランド、ときて、四試合目のオールブラックス。
ナミビア戦は席から遠く、南ア戦とアイルランド戦はライバルの応援でハカがかき消され、それはそれで身震いしたものだが、今回の最後のハカは最後にして初めて綺麗に観ることができた。ウェールズはラグビーが国技故に、「イングランド人より行儀がいい」ととある番組で自負しているだけあって、堂々としていたいのかもしれない。
worldcupの統計をみると、ニュージーランドのW杯通算成績はやはりすごい。
オフロードパスが一位で698、ウェールズは六位で372。
他にもニュージーランドはラインアウト成功数、ラインアウト奪取、ゲイン、ゲインブレイク、ボールキャリー、最多得点、最多トライでも圧巻の一位。ウェールズとの地力の差は歴然だ。
やはり一番の熱戦である準決勝で、南アに三点差で負けたことで燃え尽き症候群になってしまったのか、ウェールズに覇気が感じられなかった。何が何でも勝ってやるという闘志がないと、ニュージーランドには勝てないのかもしれない。カロン・ランで鼓舞するウェールズ人がいたものの、会場でのサポの応援も弱い気がした。
ニュージーランドは3連覇を掲げていた故に、3位にすらなれないということは許されない状況。背負うものが違ったのかもしれない。常にベスト4以上を求められているチームというのはどんな重圧だろう。
試合後ピッチでファンに挨拶した後、アラン・ウィン・ジョーンズ主将が一人ベンチに座り込み物思いにふけっている様子が象徴的だった。
また、いくらウェールズがSNSなどで三位への意欲を表明していたとしても、チーム内での熱意も薄かったのかもしれない。三位決定戦の不要論というのはチームスポーツでは度々起こることで、個人スポーツでは銅メダルは非常に重い意味合いを帯びるが、チームスポーツでは準決勝敗退した両チームに対して「どちらも三位の名誉がある」と評したがるものだ。選手の負担を考えて不要でよい、とする論調もある。ただ、本当のところ選手たちがどう思っているかが重要だ。調査をしたことはあるのだろうか?
●カラオケタイム
country road!
●上皇上皇后陛下が観戦
ハーフタイムの後半開始直前に会場の大型モニターに映し出されたのは、上皇上皇后様。観客席からどよめきが起きると、席をお立ちになって笑顔で手を振ってくれました。
特に美智子様が熱心に森元首相に質問されていて、非常に楽しんでいらっしゃる様子でした。上皇陛下は少しふくよかになられ以前より健康になられた印象をうけました。
ニュージーランド人は自分のことを(ニュージーランド人という意味で)キウイと呼びます。
コンビニ近くにあった材木屋さん。知り合いのイラストレーターさんが描いたボードの前でグッズ販売。
東京スタジアムの名物となったハーモニカのボランティアさん
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