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ハリー・ポッターと魔法の歴史展 [■ART]

https://historyofmagic.jp/


錬金術師※本展とは関係ありません

日本のゲゲゲの鬼太郎における「妖怪や昔話の伝承」研究のように、ハリポタにおけるバックボーンをひも解く展覧会。錬金術・薬草学・占星学・化け物の伝説など広く網羅、そこに本物の科学が少なからず存在することに好奇心がそそられる。
・ハリー・ポッターであまりに有名になった「賢者の石」。錬金術の世界では至極ポピュラーな存在。
「非金属を金に変えたり人間を不老不死にする事ができる」という霊薬的なもの。
錬金術の記述書における「ドラゴン」などは比喩で、素材や精製方法を示す暗号化ではなかろうか。もともとは鉱石などから金を組成する化学であったはずだから、資源を奪われないようにしたのではないかとも思う。
・こどもっぽい想像力を掻き立てる本物の(と当時喧伝された)透明マント、マンドラゴラの展示も面白い(マンドラゴラは架空ではなく本物の植物で二股なので命名されただけ)。マンドラゴラは日本の夫婦和合の象徴「二股大根」にも通じる発想だと思う。
・不思議なのは占星学で使う水晶玉。
手相学のようにこの線は何を示すというような、覗き込んで何が見えたら結果は何かという「解」がない。
呪文「アブラカダブラ」に初めて言及したとされる『医学の書』。アブラカダブラの言葉を一文字ず減らして唱える方法もあるとか。
個人的にはウォーターハウスの絵画が二点鑑賞できたことがラッキー。
レオナルド・ダ・ヴィンチの手稿も見逃せない。
ちなみに作者ローリングのスケッチもなかなか味があって上手い。
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東京ステーションギャラリーの吹き抜け廻廊

●ステーションレストラン・ザ・セントラル・TOKYO

鑑賞前にエキナカのグランスタで食事。
長距離列車のレストランを模したステーションレストラン・ザ・セントラル・TOKYOで舌鼓。
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13249439/
美術鑑賞ってけっこう時間かかるしお腹すきますね。
いやービーフシチューとカニクリームコロッケのコラボはかなり美味でした。
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