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画廊の夜会2023 [■ART]

1週間経過してしまいましたが、銀座の夜会に今年もお邪魔しました。

HPの画廊の番号ごとに感想を述べます。
https://www.ginza-galleries.com/web-yakai



4.創英ギャラリーSoei Gallery 第4回 RESA展

とにかくリアルでかわいい動物彫刻にほっこり。可愛いだけではなく、ストーリー性も感じさせました。
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5.ギャルリーためなが「トム・クリストファー」

圧倒的な街の熱気を感じさせる、いかにもアメリカらしい躍動感と熱量に浮かされたような雰囲気がほとばしる。
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6.花田美術 銀座店「花と女」

私はここで福岡通男さんの絵がとても気に入りました。


http://www.taiyogal.com/artist_list/%E7%A6%8F%E5%B2%A1%E3%80%80%E9%80%9A%E7%94%B7/


こちらにあった、とあるぼてっとした肉厚の花の絵があまり好きではなく、「これきらーい」と高校生のように呟いたらギャラリーの人に爆笑されました。

なんとこの画家メインのギャラリーがあるので、そこでは心の声を呟かないようにと。

花の静物画は、大御所ほど葉脈を書き込まず引き算で陰影を出すが、新人ほど細かな点を書き加えてしまい、終わりが無くなると話していました。

私はDTPオペレーターですが、紙面デザインでも同じことが言えます。


7.万葉洞

古美術は緊張しますね。ジュエリー展でしたが、もっぱら器だけを鑑賞していました。何百万もする器がそこかしこにあり、どの辺が評価されて貴重とされるのか基準がさっぱりわかりませんが、味があって好きです。超巨大な茶壷の、本当の使い方をしりました。和紙で封をして、茶葉を補完するのですが、高級ちゃあばの周りに安い茶ばをぐるりと敷いて、中を保全するそうです。きった壺の口は切ってしまうので、基本はもう使わないそうです。


13.銀座・ジャンセンギャラリー ジャンセンギャラリー・コレクション展

非常に饒舌なスタッフに呼び込まれました。ジャンセンはフランスの画家ですがアルメニア系移民という背景を持ち、フランスではそれなりに知名度がありますが日本ではあまり知られていません。しかしオーナーがほれ込み、ギャラリー名にしたとのこと。しかしジャンセンだけではなく、日本人の好きなアールデコのガラス細工や藤田 嗣治なども取り扱っているとのこと。


15.銀座美術「モノクロの世界」

川合玉堂、山口蓬春、前田青邨などを中心に、下絵・スケッチを展示。

川合玉堂の下絵に、「妙義山」そっく理の絵が!私が指摘すると、ギャラリーの方ももしかしたら…ということでした。


20.靖山画廊 野田怜眞

https://art-japan.jp/exhibitions/8310/


ひときわ心惹かれた「Vanana」。アーティストの方と話しをしました。

元々アンディ・ウォーホルなどバナナのモチーフに憧憬を持っていて、そこに東南アジアに伝わるバナナ型神話(日本のコノハナノサクヤヒメとイワナガヒメも類型)にもインスピレーションを得て、このシリーズは生まれたそうです。

脱活乾漆像といって古来平安期の仏像に使用されていた技法。漆が渇くのに半年はかかるそうです。

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