10/19 準々決勝・ニュージーランドvs.アイルランド/ラグビーW杯2019 [★ラグビーワールドカップ2019]
日本人とのチケット大交換会が実ったのだろうか。アイリッシュはスタンドの半分を占めていた。 試合前から会場は異様な雰囲気に包まれた。ニュージーランドが選んだハカは、オールブラックスのために作られた「カパ・オ・パンゴ」。
ある時代、オールブラックスの誰かがハカを行う意義を感じず、チームにやるべきか問うたという。そこであらためて話し合い、 ニュージーランド人とは何か、オールブラックスとは何かを考え、続けることを決断。そしてマオリのハカ専門家が彼らのために新しく作ったという逸話のある、特別なハカだ。これをアイリッシュの合唱がかき消した。騒然となる会場、異様な雰囲気。これぞW杯だと鳥肌が立った。
NZのハカを楽しみにしてた日本人ファンの中には不満顔も。しかしこんな事態を目にするのも珍しいだろう。
台風で中12日の休養を得たニュージーランド。予想以上の盛り上がりをみせるホスト国日本との激闘のあと、サモアとの負けられない試合を七日前に終えたアイルランド。このことがどれだけの影響を与えたかはわからない。
アーロン・スミスが2トライあげ、ボーデン・バレットがトライをしたことで止めをさしたように思えた。
前半で既にセーフティーリードの21点を越えた22- 0と大きく水をあける。後半もニュージーランドがトライを取らない訳がない。そんな終戦のようなムードが漂った。
どうしたアイルランド。
意気消沈するアイルランドサポ。いつもの大音量はどこへやら、あの日本戦のときの上から叩き潰すような応援合戦はなりを潜める。あのときは久しぶりに体を震わすように大声を張り上げた。アイリッシュとのそのやりとりに、感無量だった。バレット3兄弟はまたしても3兄弟で同じピッチに立つという夢をかなえた。アイルランドとの勝敗とは関係のない、もう別の次元にいるみたいだった。
アイルランドは2018年の世界最優秀選手、SOジョナサン・セクストンが封じられた。後半の2トライはオールブラックスが顔を立ててあげたかのようにも感じさえした。まさに完敗。
●行程
・飛田給でMcDonald's。マスク姿のアイリッシュがたくさんいたので、なんでマスクしてるのー?なんて聞いてみた。そしたら仲間の一人が「彼はHIVなんだ!」だってw。 ・入場ゲート前でマックをほおばりながら人間観察。今回も様々な国の人がいる。スーパーラグビーのジャージをみると嬉しいね。
●ハーフタイム&カラオケタイム
いろいろな場をつなぐ脇役の音楽。ノックアウトステージから趣向を変えて、ロックミュージックが増えてきた。ハーフタイムのカラオケタイムの前にはなんと!Bon JoviとGun's roses
!私の大好物!気持ちよくシャウトさせていただきました! 一転してカラオケタイムはブライアン・アダムスでポップに。 試合中のプレイが止まったときはボサノヴァの名曲が流れたり、ちょっとムーディー。
●スペクテータープラザ
試合後に空いていたDOCOMOの「5G体験」のブースへ。 ほんの数分でしたが、臨場感は確かにある。これが囲むような大画面だったら、さぞ見応えがあるだろうなぁ。
世界の漠さん再び
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